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第2部『計画打倒編』
第9話『ラストクライマックス!俺達はか〜な〜り強い!』
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「だ─誰だぁ!」
残月・真が後ろを向くと、ソニックアローを構えた仮面ライダーデュークが居た。
「戦極綾馬、どうして貴様がぁ!」
「まだ解らないのかな、光実君。計画は第3段階にシフトしたんだ。君みたいな、自分の都合で動くダークライダーは用済みなんだよ。」
「何を言う!僕はまだ、やるべきことを終わらせていない!早くこいつ等を─」
「ああぁ。それなら、もう大丈夫だ。計画が進んだ以上、もう彼女達は放置しておいても平気だよ。」
「なんだと!?」
その頃、現実世界では─
「さあ、もっと泣き叫びなさい!その絶望と怖れの力が、クリエイトウィザードリングに力を与えて行くのよ!」
ソーサラーは、攻撃用の魔法を駆使して市街地を破壊。更には家族の内一人を重点的に攻撃したりと、悪業の限りを尽くしていた。そこに文緒と剣崎、雅が集まる。
「ウリス!お前の悪業もそこまでだ!」
「こんな事を平気で出来るとは、、、」
「あぁら?来たのね、くそったれさん。」
「ウリス!あんたの相手は、俺達仮面ライダーだ!」
「へぇ〜。でも、そこにいる凪風雅は戦えるのかしら?」
「どういうことだ!」
「雅はもう、戦えないのよ。そぉよねぇ、凪風雅?」
「雅さん、どういうことですか?」
「ゴーストの力を使えばその力で僕の居られる時間は縮む。ディロードマッハドライバーを使うのは危険すぎる。確かに、もうまともに戦う力は残っていない。」
「雅、それじゃあ──」
「だが!僕にはまだ、隠し玉が残っている!」
雅達が会話をしていると、
「何をごちゃごちゃ!さあ、始めるわ!クリエイトウィザードリング計画の第3段階を!」
<クリエイト!ナウ!>
ソーサラーはクリエイトウィザードリングをスキャンさせる。
その頃、異空間では、大きな揺れが起きていた。
「えっ!一体何が!」
「ふむ。どうやら、ウリス君は成し遂げたみたいだ。」
「戦極綾馬!一体何がどうなっている!」
「決まっているだろう?クリエイトウィザードリング計画がステップアップしたのさ!」
「そんな、、、それじゃあ─」
「ああ、世界は変わるさ。仮面ライダーが存在していることが常識の世界に!」
デュークがそう言うと、異空間は崩壊し、現実世界に戻される。
「雅さん!」
「一衣、みんな!そっちは無事か!?」
「それは大丈夫なんですが──」
「なるほどな。久し振りだな、呉島光実に戦極綾馬。」
「ん?なんだ、希望とかいう病原菌を悪化させる屑か。」
「まあまあ光実君、そう言うなって。久し振りだね、装填の守護者。君には驚かされたよ。まさか、私の作ったドライバーシステムを完全にコピー出来たとはね。」
「いや、あれはある人物の協力があって出来たものだ。」
「なるほど。それはまた興味深い。是非とも合ってみたいものだ。」

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