『決意』
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また暫く茉莉花先輩と連絡が取れず、家に行く事に。
愛花サンと和解したかのように見えても、傷付いてないワケが無い。
傷付いてるのは解ってる。
でも、其れが、どれだけ深い傷かってのは誰にも解らん。
恋愛経験の無い零には想像もつかんイタミなんだろうな...としか考えれんかった。
零には何も出来ん。
どうしようもない...。
前みたいに食べてない事はなかった。
夕方くらいから山攻めよって言われた。
そのままフェリー乗り場迄連れてったげるけんって。
少し怖かった。
でも、茉莉花先輩が辛いなら...生きていけんくらいなら。
零は決意を固めた。
こんな何の意味も無い人生を生かされ続けるより、茉莉花先輩と共に逝く方が楽しいかも。
うん、そぉしよ。
茉莉花先輩が死にたいほど傷付いてるなら、零が一緒に死ぬ。
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