第3話 嵐の予兆
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スターの趣味かしら…」
「流石変態。」
だけど私にはそれしか着る服がなかったので《あの有名な服は今、洗濯中》しょうがなく腕を通す。すると…
「マスターの匂いがする…」
思わず安心するこの匂い。ああ…また夢の世界に…
「お前も変態じゃん。」
ギリギリ行きませんでした。
「なななななんでマスターがここに?」
「俺を変態呼ばわりする聞き捨てならない声が聞こえたので。」
あちゃーアレ聞いてたんですか…
「だってマスターがこんな過激な服を着せようとするからじゃないですか??」
「私は着せ替え人形じゃないんですよ??」
「文句言うなよ。俺の義妹がそういう趣味なんだ。」
「また人のせいにして…」
「おい。」
でも、マスターの匂いがするだけで充分暖かいですよ。
ミクがシャワーを浴びている時、俺はある人と話をしていた。
「いやぁ悪いな。色々助けて貰って。」
「全然問題ないよ。」
ある人とは、俺の義妹である。血は繋がっていないのだが、親父の妹夫婦の養子として共に生活していた。さっきこっちに引っ越してきたばかりで、今日からも同じ家で生活する。そういえばまだミクに紹介してねぇな。
ちなみに、ミクの下着とパジャマも借りた。
これだけを見ると、一見いい奴に見えるが実は違う。
「お兄ちゃんの為だもの。私は命をかけるわ。」
そう…極度のブラコンなのである。自分の身につけてる物全てに俺の体臭をまとわせるレベルの。
続く
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