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戦国異伝
第二百三十八話 幕府その三
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お姿はよかったからのう」
「だからな」
「もう観られぬのはな」
「残念じゃ」
 このことは寂しく思う、しかしだった。
 信長が将軍、そして太政大臣になったことは心から喜ばれた。それでだった。
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