1部分:第一章
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見合いですか」
「お嫌ならいいです」
やはり虎を前にしたようにだ。警戒する感じであった。
「その場合はです」
「まだ何も言っていませんが」
先生は落ち着いていた。
「全く」
「あっ、そうでしたか」
「そうしたことでは何も言いませんし」
とはいってもであった。警戒はされていた。やはり元ヤンキーだのレディースというとだ。警戒されるものがあった。今でも眼光が鋭くなったりするのも影響している。
「何もしませんが」
「そうですか」
「はい、それでなのですが」
そして先生の方から言うのだった。先生は自分の席に座り校長先生はその左手に立っている。そのうえで声をかけているのである。
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