第5話 男のロマン
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俺様による、俺様のためのハーレムへの道を築いていいって、神様が祝福してくれてるようなもんだぜ!」
その中でもとりわけ騒いでいたのはガクトだった。
目を輝かせる姿だけを見れば、それはおもちゃを親から買って貰えた純心の無垢な子供の様だった。
しかし、何時もの様にモロが突っ込みつつ現実を口にする。
「いやいや僕もそうだけど、ハーレムどころかナンパを1回も成功した事ないじゃん」
「それに川神学園の女子生徒の大半は、川神百代か衛宮先輩かイケメン四天王に集中してるから無理だろ」
モロに続いた大和の言葉を体現する様に。百代は自分で築いたハーレムの中で楽しそうにしていた。
その様子をガクトは、血涙を流さんばかりに見ている。
「チックショウ!ハーレム合法の時代が来ても、俺にはその恩恵にあずかる資格すらも無いってのかよぉオオオオォオオオオオオ!!?」
「しょーもない」
ガクトの反応に京は何時もの様に呆れ顔をする。
こうして今日も始まった。
−Interlude−
川神学園は今日、人間力測定がある。
言ってしまえば身体検査とスポーツテストだ。
全員が全員では無いが、S組と言えば文武両道の者が多い。
しかし――――いや、当然ではあるが士郎は頭一つ飛びぬけていた。
一応例外もいるが、それでも士郎は1年の時も2年の時も常に1位だった。
そしてそれは今年も――――。
「相変わらず衛宮はすごいな」
「そうか?これでも普通にやってるだけなんだが」
褒める京極に士郎は素で応じる。
「ハイ、ハーーイ!次の人、テンポよく測定してネ」
士郎達の後ろでは、川神院師範代兼川神学園体育教師であるルー先生ことルー・イー。
百代は昨日確信を持ち始めたばかりだが、ルーというより川神学園で武において、ある程度実力を持つ教師陣の大半が士郎が壁越えである事は知っている。
ルーは3−Sの担任でもなんでもないが、士郎や百代の様な壁越えのスポーツテストの計測係を担当する事に成っている。
とはいえ、2人だけしか計測しなくていいと言うわけでもないので、教師の仕事として今も他の生徒を計測している。
「そういえば、今朝のニュースは見たか?一夫多妻制など日本において合法になるとは、とんでもない時代が来たものだな」
「そ、そう、だな・・・」
「如何した、衛宮。歯切れが悪いが、何時ものお前らしくないな」
士郎の対応に、京極は探る様に目を細めた。
「い、いや、何でもないん――――」
「家の人たちに揶揄われたか?」
「何で判るんだ!?」
言い当てられた士郎は、酷く驚く。
「矢張りか
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