第７章 大魔闘演武編
ＭＰＦ
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『妖精の尻尾Ａエルザ・スカーレットとコージ・フォレトロス
圧勝ーーーーーーー！！！！文句なしの大勝利ーーーーーーーーーーー！！！！』
実況のチャパティさんがそう言う。
「す・・・すげぇ！！！」
「なんだあいつら・・・！？」
「私・・・覚えてる！」
「妖精の尻尾最強の女魔導士、エルザ・スカーレット！！」
「妖精女王のエルザ！！！！」
「あっちの子は・・・男の子？女の子？」
「どっちでもいいよ！あいつも凄ぇよ！！！！」
「コージ・フォレトロス・・・確か混沌の黒魔術師っていう異名がったような・・・」
観客席から色んな声が聞こえてくる・・・・・・後、俺は男だ！！
『未だに鳴り止まないこの大歓声！！！』
『こりゃ参ったねぇ。』
『言葉もありませんよ。』
チャパティさん、ヤジマさん、ラハールさんがそう言う。
「・・・！」
俺は観客席にある人物を見た。ドランバルトだった。
「（泣いているのか・・・？俺達の勝利にか・・・・・・ふふ・・・。）」
俺は心の中で笑うのだった。もうあの人を恨んだり、怒ったりはしない。
「「エルザーーーーーーーっ！！！」」
「エルザ！！！」
「お兄ちゃん！！！」
ウェンディ達が闘技場へと降り、俺達の元へ走ってやって来た。
「やっぱスゲーよ。」
「後で俺と勝負しろー！！」
「あたし感動しちゃった・・・！」
「私・・・もう胸がいっぱいで・・・」
ウェンディ達はそう言ってくるのだった。
「オイオイ・・・まだ優勝したわけじゃないぞ。」
「まだ先がある。これからだぜ。」
エルザさんと俺はそう言った。
「つうかコージ、お前よくあの数のモンスター倒せたな？」
「え？あんなのすぐに倒せましたよ？」
「はぁ？」
俺は簡単に説明をした。
伏魔殿、Ｂの部屋にて・・・
「「「「「「「「グルオオオオッ！！！」」」」」」」」
「早速出てくたか！」
エルザさんが倒した数だけ、こちらの部屋にその数が出てくる。
最初に見たモンスターは白と黒、少し大きめの赤いモンスターだった。
「一気に行くぜ！混沌モード１０％！！！」
俺はいきなり混沌モードに入る。すぐに倒す為である。
「おりゃああああっ！！！！！」
俺は光速で移動しながら、攻撃をし続けた。
途中で青いモンスターや鬼の顔をしたモンスターが出たが、すぐに倒せた。
「・・・お前か？」
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