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修学旅行
5部分:第五章
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な」
 ついでに食べ物も出て来た。
「まあ湯豆腐は高くて食えないけれどな」
「あの山門見られるし」
「折角だから見て楽しもうぜ」
「うん、じゃあ」
 それを聞いてまずは頷く彼だった。しかしその表情は晴れないままである。

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