暁 〜小説投稿サイト〜
SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode last
[9/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
宙にトンボ切りに側転にと全員すぐ体勢を整えた。
「あ、ごめんなさいです」
「お前だけ煤無いって良いな!? 俺ら今ので黒ずんだぞ!?」
[“ギュオオオオオン!!”]
「バカやってないで! 来ますよ!」
「みたいだねぇ……!」
ロボットの突進に四人そろって散開し、まずは東西南北の四歩に陣取って狙いを狂わせる。
ターゲットが分散し迷っている隙をつき、セツナが声を上げた。
「リュウさん、アマリさんは私と接近戦! ニヒトさんは援護をお願いします!」
ニヤリと笑い、満面の笑みで、ニヒルに笑んで三人は答え、それぞれ突っ込んでいく。
リュウの体に青い雷が纏わりつき、セツナの鎌にローマ数字と黒い靄が浮かび上がり、続いてアマリの瞳がまたも獣じみた物へ変わり、
「あっはぁ!!」
[“ギィィィィィィ……!!”]
「フッ!」
「リィァッ!」
[“ォオオオオン……!!”]
豪快な吹き飛ばしからの関節狙い、制動しようとすれば高速の足払い、更に顔を上げれば後方からの狙撃で打ち戻され、ロボットの頭上に表示されたHPバーもググッと減っていく。
それでもタダではやられないとドリルを起動させて、爆ぜるような威力を叩きだし無理矢理起き上がって来た。
「行くぜぇ!」
背後に回り込んだリュウが、ロボの猫背を利用し巨体を駆け上がっていく。
切り刻みながらの置土産付きだ。
居合切りから此方を向きかけたロボットの顔を蹴り付け、回転しての袈裟切りに振り上げと、突きからの鞘銃発砲を組み合わせていく。
すると如何いう訳か、彼はいきなり後ろへ倒れ込んだ。
「セツナ!」
「お願いします!」
そのまま横に付きだしていた鞘に鎖鎌が巻きつき、リュウは刀をロボへ突き刺して体を固定した。
セツナは途中まで鎖から柄に戻して距離を縮め、リュウの武器から鎖が抜けるや否や横回転しての連続切り。
そして胴体へ攻撃を撃ち込みながら、このまま落ちる―――かと思いきや今度はアマリの斧に着地する。
「しっかり支えてください!」
「はいな」
宙に居ながらも確り足場として成り立つ怪力を発揮して、アマリはセツナの方向転換をスムーズに手伝う。
その途上でロボの胴体へ、鎌での横薙ぎを打ち込むあたり、抜け目がない。
ニヒトの援護でロボットの攻撃は事如く邪魔され、その隙にまたもう片方の肩に数撃見舞い、鎖鎌モードに変えてターザンもかくやのロープアクションでロボの背後に着地した。
最後にリュウが肩から肩へ移動し様に切り裂けば……ロボの両肩は脆くも剥がれ落ちていく。
「次は脚です!」
「勿論だ!」
「いっくですよー」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ