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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode last
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あの思わせぶりな表情はなんだとばかりに、コンマ数秒で表情を驚愕へ変更。
身体を半身にして光線を必死こきながらやり過ごした。
束の間も無く、間隙置かずに二射目が襲いかかる。
―――されどそれもニヒトの狙撃で砲塔がずれ、線路脇に命中し爆光が鮮やかに輝いた。
「またまたナイスだ!」
[“ウウウゥゥオオオオオオオオオオッ!!”]
「よし! 何度でも来いよ!」
弾切れか再度ロボが急加速で接近し、質量差が何倍かも分からない肉弾戦が勃発する。
普通なら立ち向かうという発想自体起きないし、仮に渡り合えたとしても精神力が尽きるのがオチだ。それを踏まえなくとも集団相手に圧倒するなど、今までの立ち回りはどれも『異常』の一言に尽きる。
リュウは勿論、アマリ然りセツナ然り、ニヒト然り……彼等はどれだけ“人間離れ”しているのだろうか。
と―――
「『弾込め』の準備完了したです! そっち行くですよー!」
「ああ、頼む! 後はタイミングを計るだけだ!」
其処でタイミング良くアマリの準備も終わったか、リュウの背後より彼女の喜色満面が容易に浮かぶ、はずんだ調子で声を掛けられた。
リュウもまた、刀を打ちつけて空中側転する、と言う離れ業を行いながら後ろも見ずに返答した。
間、髪を入れずにドリルが振り下ろされてくるが……もうリュウの顔に焦りは一辺もなかった。
「そーら、あっはぁ!!」
(あ、さっきの俺と同じ……)
アマリの何処か気の抜けた掛け声と、反する狂気染みた笑いとともに、気を引き締めざるを得ない轟音で斧が振り切られドリルは高々跳ね上げられる。
そこへ余計な事を考えながらも、待ってましたとリュウが接近。
居合切りで胴体を傷つけ……たかが数ミリ、されど数ミリ、緑色のバーを確実に削った。
慣性の法則に全力で抗おうとするロボットは―――しかしバキン! と言う音を上げながら更に上半身を仰け反らせ、それを引き起こしたであろうニヒトの狙撃で三度邪魔される。
当然、攻撃は不発に終わり、リュウも安全地帯へ避難できた。
[“ギュオオオオオオオォォン!!”]
「次頼むぞ、アマリ!」
「合点なのですー」
突き出される鋼腕の正拳突きにも、両者ともに狼狽する事は無い。
寧ろリュウは敢えて突貫し、腕の軌道を先ず刀で反らしてから一秒と置かず、鞘銃の風撃発砲にてより外側へそらす。
其処をアマリがフルスイングで追撃。
豪快な音響を轟かせながら、派手に鉄腕を打ち上げた。
「Thank you、アマリ!」
「のーぷろぶれむー、です」
正反対な語調での対話に、リュウは思わず苦笑する。
そ
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