茶
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面に倒れている間に、どよめきに似た歓声が聞こえた。
それは、守った歓声なのか、ゴールが決まった歓声なのかは分からなかった。
審判のホイッスルが聞こえてくる。
試合終了だ。
決まったか、延長戦か確認するために立ち上がる。
「勝った……!?」
スコアボードには3が記録されていた。
ゴールを見ると、ネットに当たったボールが止まっている。
落ち込んでいる相手選手と握手を交わし、応援してくださった方々にも礼をした。
「監督、用事があるので帰っていいですか」
「……。まぁ、言ったとおり3点決めたから今日はいいだろう。特別だぞ」
「ありがとうございます」
そう言って、試合会場を後にした。
走る体力なんて、残っていないはずなのに、紅乃が試合をしているであろう、カルタ会場へ向かった。
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