開演
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かれた人形を掴み、走る動作を見せる。
人柱力というのは、大きなエネルギーを持った怪物を自らの身体に封印した人だと思ってください。
誘拐は見事成功し、大きなエネルギーを組織は手に入れました。
粘土人形と赤い髪の人形はそのまま上手に消えていく。
しかし、長が誘拐されたとあっては黙っているわけにはいきません。砂隠れの里は隣里に助けを要請し、傀儡の術の専門家に声をかけました。
皮肉にもそれは、自分の術の師であり実の祖母でした。
再び老婆の人形が出てきて、両手を上げて別の木製人形を持ち上げる。
ここで、孫と祖母の壮絶な戦いが始まったのでした。
かつての孫と祖母、師と弟子の関係から、殺し合う間へと変貌してしまいました。
二人の戦いは想像絶するものとなりました。
傀儡を両者で操り、相手の裏を読み、仕掛けを発動させる。
二体の人形が武器を持って戦いだす。
恐らく、祖母一人だけだったら彼は勝っていたことでしょう。
計算外だったのは、隣里の医療のエキスパートのくノ一が居たことでした。
下手から桜色の髪をした人形が勢いよくやってきて、赤い髪の人形に殴りかかった。
ヒラりと躱す赤い髪の人形。
2対1
単純な計算でも不利ですが、サソリが生み出した猛毒の解毒に成功したくノ一の功績は大きく、彼は核を刺され動かなくなりました。
赤い髪の人形が2人の攻撃に敗れて、その場で倒れた。
物語では、ここで終わっていますが。
ライトが赤い髪の人形に当たる。そしてムクッと起き上がるとステージにある奈落から下へと落下する。
ここから、彼は異世界へと飛ばされてしまい、そこで自分自身と向き合いながら丁々発止、一騎当戦の大活躍を見せます。
退屈ですか?
字ばっかりでつまらないですか?
無料ですから文句はなしですよ!
前口上が長くなりましたが、本編へと参りましょう
その前に!
フードを外すと黒髪のセミロングに端正な顔をした女性が赤い髪の人形を手に持って微笑みだす。
かつて名乗った名前ですが「フウエイ」と申します。覚えている人が居ましたら「ありがとうございます」
知らない人でしたら、物語の「語り部」として記憶してください。
それでは本編でございます。
飲み物を用意して、気楽に見ていってください。
では、後程……
全ての生物は死ぬ
つまり、人間は死ぬ
更に自分が介入すれば容易く、あっけなく。
殺人に手を染めてからというもの、自分の心が溶けてなくなるような感覚を何度も味わった。そして、日増しに募る「死」というもの。
始まりと終わり。生と死……永遠なんてない。
人間の無常に嫌気がさして、たどり着いたのは人形だった。
生を捨て、死を超えた先に待つ「何か」を知るために??????
祖母が傀儡を扱う忍術を使うことから自然と興味が傀儡に向か
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