進級試験とウロボロス
中間テストの勉強会×猫又の発情期回避
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に、勉強会を切り上げてからリビングへ向かった。俺のタブレットにアザゼルからのメールにて、現在の白音の状態が記されていたが旧校舎に現れたと思ったら顔を真っ赤にしていて緊急事態だと悟ったリアス。荒い息遣いをして、交尾したがっている雌猫のようなオーラを出していたそうだ。
「黒歌、やはり予想的中のようだぜ。白音が最近調子が悪いとは聞いたが、アザゼルに俺がいない事を告げると赤ちゃんが欲しいとか言ってきたそうだ」
「あらら・・・・白音ったら猫又の体調をコントロールしていないみたいだにゃ」
「とりあえず俺と黒歌はリビングに行くんでな、ヴァーリ達はここで勉強会をしててくれよ?」
「分かりました。私とシーグヴァイラが見ていますから、一誠は小猫さんを頼みます」
リアスらは最初魔物使いの先輩に頼もうとしたが、俺らの所には黒歌がいるからアザゼルがそうしろと言ったそうだ。そして俺と黒歌がリビングに行くと、既に来ていたグレモリー眷属とアザゼル。白音はリアスの所にいたけど、俺を見た瞬間抱き着いて来てヤバそうな展開になった。なので黒歌が白音を引き剥がしてから、俺と黒歌で診ていると俺らはなるほどと思った。
「これは猫又の発情期による体調不良だな」
「猫又の発情期?」
「一誠の言う通りで、白音は本能の状態だから子孫を残したいと言う考えしか持っていない状態だにゃ」
「なるほど・・・・だから小猫が最近になって調子が悪い訳なのね。治療する方法はないの?一誠」
「・・・・今は仙術で落ち着かせようとしているから、ちょいと静かにしてくれないか」
黒歌は仙術で落ち着かせてから、俺が特別に調合した気分を和らげる薬を飲ませた事で今は眠っている。それとさっき読んでいた本にも書いてあったので、これが役に立ったなと思いながら魔物と妖怪の知識が増々豊富になりそうだ。眠らせた事でソファーの上に毛布をかけて眠っているが、リアスらは心配そうに白音を見ていた。
「とりあえず一ちゃんのお陰で何とかなったが、これからどうすればいいんだ?」
「今はとりあえず落ち着かせる薬を創るが、一番手っ取り早い方法はあるけどそれに関しては白音が落ち着いてからだな」
「・・・・ふう。白音がこんなにも我慢してたにゃんて、姉としては一番心配してた事にゃのね」
「ありがとよ黒歌。リアスらに言っとくが、猫又の女性は体が子供を宿せるようになってしばらくすると一定周期で発情期に入るのさ。要するに猫又の本能が働いた結果として、子孫を残す為に子作りしたくなると黒歌から教わった。ま、その辺りは猫と同様何だが猫又の女性の特性上、相手は気に入っている他種族の男性って訳だ。オカ研の中では、男は俺とヴァーリと祐斗とギャスパーだけだがどうやら白音は俺のようだな」
そう説明するとアザ
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