暁 〜小説投稿サイト〜
ガールズ&パンツァー もう一人の転校生 【リメイク】
原作編
二回戦前 前編 大丈夫かな?
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
サンダース大付属との試合が終わった次の日。私はプラウダの情報を集めるためパソコンとにらめっこしています。本来ならばアンツィオについて調べるべきなのですが、アンツィオは今年の大会以外は初戦敗退が続いていたので調べる必要はないかと思い、プラウダについて調べているわけです。それに、私たち白河からの転校組は次の二回戦に出る予定はないのでいらないのです。その辺は明日にでも角谷生徒会長に言うつもりですけどね。
「りかーーーーー!アンツィオってどんな学校?」
裕香は元気だよね。昨日もあんなに練習したのに元気だよね。絵里とさやねはバテバテだったのに。そういえば、亜依は大丈夫かな?昨日は体調が悪そうだったし、試合も二週間後だから早く良くなってほしいな〜。もしもの時は私が亜依の代わりに装填手をやって、亜依には休んでいてもらうけどね。無理をしてもらうのは嫌だからね。
「ねー、どんな学校なの?」
でも私が他の役割をやってしまうと、私自身の仕事がおろそかになってしまうかもしれない。それだけは避けたいんだよね。だって、私がへまを起こすとほかに示しがつかないからね。
「りかってばーー!!聞いてるのーー!!」
「はぁ〜。裕香、少し静かにしててよ」
まったく、私とは違い気楽なんだから。できることなら変わってほしいよ。
「・・・アンツィオは高い機動力を持つ学校だよ。主砲自体の威力は低いけど、その面をしっかりと補って戦ってるんだよ」
アンツィオはイタリア文化を日本に伝えようとしてできた学校なので、使っている戦車は基本的にイタリア戦車が多い。最近はこそこそ何かやってるけどそこまで強い学校ではなかったはず。でも、マジノ女学院に勝ったことを考えると少し配慮は必要と認識していいのかな。そういえば、マジノのリーダーはエクレールだっけ。なんかおいしそうな名前だよね。
まぁ、私自身戦ったこともあるけど、その頃の隊長とは別だからね。
「梨華。何か考えこと?」
裕香に話しかけていた私はいつの間にかパソコンのほうに姿勢を向き直していた。そして裕香が心配そうにして私を見ていた。なんか悪いことしてしまった気分だよ。
「なんでもないよ。気になるなら試合でも見に行く?」
「うん。絵里やさやか、亜依もきっと行くと思うよ!」
そりゃ〜、みんな試合観戦することが好きだもんね。私も大概人のことは言えないと思うけどね。でもアンツィオか。見るならナポリタンでも食べながら見たいよね。試合会場で観戦しながら食べるナポリタンもきっとおいしいよね。
「あっ!ねぇ、昼間のことなんだけど、生徒会長から何の話されたの?」
「昼間のこと?」
生徒会長に何か言われたっけ?
「角谷生徒会長、私に何か用ですか?」
まだごはんも
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ