特別編 再会紫藤直哉篇
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芝公園・・・
アイリスの超能力ので、悪霊憑依獣を一時撤退させた、紫藤直哉たちは、離ればなれになっていた姉弟の再会を邪魔をせず離れた場所で待っていた。
「でも良かったね。直哉君、もう一人の直哉君がお姉さんに会えて」
「だね、でも僕は、直哉君が羨ましいよ、身内が生きてるんだから」
「直哉君・・・」
この時、さくらが直哉に、どう励まそうと考えていたら、アイリスが直哉に、声をかけた。
「大丈夫だよ直哉お兄ちゃん、お兄ちゃんは一人じゃないよ」
「え、どういう事だい?アイリス」
直哉は、意味が分からずアイリスに聞く。
「だって今私たち帝国華撃団がお兄ちゃんの家族だからね」
「アイリス・・・ありがとう」
「そうね、アイリスの言うとおりだわ」
三人で離していると、少年直哉と異世界さくらがやって来た。
直哉さん。お待たせしました」
「お、もういいのかい?直哉君」
「はい、姉さんを紹介しますね。一応ですけど」
「初めまして紫藤直哉さんですね。この度は弟を助けていただきありがとうございました」
「私の名前は・・・」
「ああ、大丈夫です名前は知ってますから」
「え、それはどういう・・・」
「それはですね、さくらちゃん来て」
「はーい」
「「わ、私がもう一人いる」」
「とう言う訳さ、さくらお姉ちゃん」
「成る程ね、並行世界ならもう一人の私がいても不思議じゃないわね」
「さすが、直哉君のお姉さんですね、それに引きかえ、さくらちゃん何腰を抜かしてるの?」
「だって、本当に驚いたんだもん仕方が無いじゃない」
「さくらちゃんアイリスを呼んできて、帝劇に帰るから」
「はーい」
「直哉君達も良いかな?上野公園に置いてある二人の機体も、帝劇で修理しても?」
「はい、宜しくお願いします」
「じゃあ一緒に、大帝国劇場に戻りましょうか?」
「「はい、宜しくお願いします」」
そして5人は、車に乗り、大帝国劇場に向け車を発進させた。
「車中では・・・
「へえー直哉君とさくらちゃんて幼馴染なんだいいなあ」
「ところで、さくらさんて、少年直哉君と結婚してるんですか?」
「ええ、してるわよ、ほら」
さくらは、さくらちゃんに結婚指輪を見せた。
それを見た、さくらちゃんから皆が驚く言葉を言った。
「ねえ、直哉君私達も、今から結婚式挙げようよ」
「「「「ええーーー今から?」」」」
「急にどうしたのさくらちゃん?」
「だってーーさくらさんを見てたら、羨ましくなって来ちゃって」
「そうなんだ、でも今は、結婚より車から降りてほしいな帝劇に着いたから」
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