3章 最終回 巴里は燃えているか後編
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大神達がオーク巨樹に向かった後のシャノワール・・・
「さて、お姉ちゃん、千明お姉ちゃん僕達も行こう」
「ええ、そうね」
「いつでも良いよ直哉君。この仕事は私たちにしか出来ないもんね」
「ちょっとお待ちよあんた達、どこに行くんだい?」
「グラン・マオーク巨樹に巣食う憑依獣を倒してきます」
「何だって!!」
「多分そいつを倒さない限り、大神さん達は勝てないと思います」
そして、直哉とさくらと千明は、真双焔武に乗りオーク巨樹に潜む、憑依獣を倒しに向かった。
オーク巨樹内部・・・
「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」
「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」
「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」
「行くぞ!!エリカ君」
「はい、大神さん」
そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ、花火&グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。だが、大神達はサリュが乗るオパドを完全に倒したはずだった。
「何ー!!」
「素晴らしいこの力はーー」
その時サリュの額に浮かんでいたのは憑依の実だった。
そのころ直哉たちは・・・
大神達とは.別のルートで、オーク巨樹内部に侵入した三人は、大神達を助ける為オーク巨樹に巣食う憑依獣を探していた。
「千明お姉ちゃん。オーク巨樹の中では、お姉ちゃんと、明さんの力で、前鬼を鬼神に戻る?」
「ええ、大丈夫よ、直哉君私には、貴方の霊力が宿ってるからね」
「そう言えばそうだったね」
「さくらお姉ちゃんどうしたの?」
「直哉君、私嫌な予感がするよ」
「嫌な予感?」
「うん」
「お姉ちゃんも感じてたんだ、多分僕達ここでの戦いの後跳ばされると思うよ、並行世界にね、場合によってはさくらお姉ちゃんと千明お姉ちゃんが、跳ばされるかも知れないけどね、多分3人は確実跳ばされると思ってね」
「お姉ちゃんたちが跳ばされても僕が助けに行くから」
「・・・直哉君」
そしてさくら達は、たどり着いた憑依の実の元、憑依の木の精霊カルマの元へ。
「やっぱりカルマ復活してたのね」
「久しぶりですね、役千明、まさかこちらの世界で会えるとはね、今度こそ貴様等を殺してやる」
「そんな事は、させないよお婆ちゃん」
「何だと!!このガキ」
「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」
「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」
食らいやがれ、金剛斧争覇斬」
「うわああ。おのれーー鬼
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