3章 最終回 巴里は燃えているか前編
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シャノアール地下司令室・・・
「一体あれは何なんだ?」
「禍々しいですけど、何故だがあれを見ていると、心が安らぎます」
「何を言ってるんだい?エリカ君」
「ごめんイチロー僕もエリカと同じ気持ちだよ」
「コクリコ君もなのか?」
「直哉君これはどういうことなの?」
さくらと千明が、直哉に小声で聞く。
「多分、巴里華撃団のみんなは、刷り込み状態と思うよ」
「「刷り込み」」
「刷り込みてあの動物とかで最初に見たものを親と思うあれのこと?」
「うんそうだよ、千明お姉ちゃん」
「だが、通常と異なるのは・・・」
「うわあ裏直哉君いつの間に」
さくらが驚いていた。
「ああ、驚かせてすまない」
「オーク巨樹に引かれて、出てきたようだ」
「「オーク巨樹?」」
「ああ、それがあの巨大植物の名前で、エリカ達巴里華撃団の魂に刷り込みをした犯人さ」
「「ええーー」」
「ほらオーク巨樹を起こした者が来たよ姉さん達」
裏直哉がそう言うと、シャノワールに通信が来た。
「やあ、巴里を守護する者達巴里華撃団と、はるか東の地からはるばる来てくれた、帝国華撃団、僕は、帝国華撃団の力に興味がある」
「そりゃそうだろ、俺達帝国華撃団には、異世界からの協力者がいるからな」
「ふーんあわせてくれないか?異世界人に」
「ああ、良いぞただし、お前達が巴里華撃団に勝てたらな」
「ふ−んそんなこと簡単さ、何故なら・・・・」
「巴里華撃団の5人が、パリシイの子らだからか?」
裏直哉がそう言うと、ピエロ少年サリュは驚いていた。
「まあ君が何者でも良いさ、巴里華撃団の諸君僕とオーク巨樹は、この偽りの巴里を破壊する」
「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」
そう言って、通信は切断された。
「皆、急いで出撃するぞ」
大神がそう言うが、5人は、動けずにいた」
「ごめんなさい大神さん」
「くそ何なんだ、この気持ちは」
「何故私の体が動かんのだ?」
「ごめんイチロー」
「大神さん私たちは、出撃出来そうにありません」
「一体どうしたんだいエリカたちは?」
「グラン・マそれは刷り込みですよ」
「刷り込み?一体どういう事だい?直哉」
直哉は、大神とグラン・マに、今巴里華撃団5人に起きていることを説明した。
「まさか、エリカ達に、そんな経緯があったとはね」
「それじゃあ、エリカ達は、オーク巨樹に逆らえないという事かい?直哉」
「いえ、完全に逆らえないわけではありません。より強い意志があれば跳ね除けれるでしょう、さあ大神さんのでばんですよ」
「いい
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