反撃の狼煙
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ルガ同様地面にめり込ませた。
『あ!!ああっ!!ああっと!!』
妖精の尻尾の最強候補に入るほどの実力を持っているラクサス。その人物が一瞬で地面に伏せられたとなれば動揺しない方がおかしい。マカロフも雷神衆も、応援席にいた魔導士たち全員があまりのことに言葉を失う。これを見て喜んでいるのは蛇姫の鱗だけだ。他の者たちは皆、唖然としている。
『ま・・・またしても一撃・・・』
『言葉も出ないねぇ・・・』
『・・・すごいペポ』
『キャラ設定・・・間違えてますよ・・・』
実況席も目が点となっており、このぐらいの言葉しか振り絞ることができなかった。それだけの出来事が1度ならず2度までも起きている。
「世の中、上には上がおる」
地面にめり込みピクリとも動かないラクサスを見下ろすジュラ。そして蛇姫の鱗にまたしても得点が加算されようとした時、
「それはよく知ってる」
「!?」
ラクサスが体から雷を放出しながらゆっくりと立ち上がり始めたのだ。
「だがたまには下も見るもんだぜ・・・そいつはすぐ足元にいるかも知れねぇ!!」
振り上げられたラクサスの拳がジュラの顎を撃ち抜く。この一撃が妖精の尻尾の反撃の狼煙となるのか!?
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