第十七話「いつかの記憶」
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よ? 神社のバイトも明後日までお休みだから……」
「じゃ、じゃあ……明日、メガロポリスで買い物でも……どう?」
「え!?」
顔を真っ赤にして比奈は驚いた。
「あ、都会が嫌いだったよな? ゴメン、どこか別のところへ行くか?」
「い、いい……よ? 一夏ちゃんとなら、どこへ行っても楽しめそうだし?」
「わ、わかった! じゃあ……明日の朝から出かけような? な、何かほしいモンあったら買ってやるから……じゃ、じゃあ、お休み!」
ハラハラしながら、一夏は彼女の部屋から出て行った。そして、一夏が出て行ったしばらく経った後、比奈は大はしゃぎでベッドにダイブした。
「一夏ちゃんとデートだぁ〜……!」
傍にあったぬいぐるみを抱きしめてベッドの上でジタバタしながら喜ぶ。
「どこへ行くんだろう……公園かな? それとも……遊園地なんて勿体ないよ〜!」
その興奮状態は止まず、今夜は中々寝付けずにいた。明日が楽しみでいてもたってもいられない比奈であった。
……しかし、明日はIS学園のヒロイン達も臨海学校の準備のためにメガロポリスへ買い物に行くことを、一夏は知らずにいたのだった……
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