蒼火竜リオレウス亜種の狩猟………のはずだった
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しょ」
カ「だな。武器の手入れも終わったし」
カ「じゃあ、リオレウス亜種討伐にしゅっぱ──つ!」
「「「「お─────!!!!」」」」
いつもやっている掛け声と共に、俺達は一斉にベースキャンプの断崖絶壁から飛び降りてエリア1に向かった
──────だが、この時俺達は知らなかった。またアイツと会うことになるとは───……
地底火山 エリア1
俺達はドスンと音をたてながら着地する。辺りを見回すと、エリア中央の場所には赤ではなく、蒼色のリオレウスがいた。間違いなく、リオレウス亜種だった。リオレウス亜種の横には捕食されたズワロポスが横たわっていた。捕食を終えた後のようだ
カ「よし、さっさと狩るか」
モ「うっしゃあ!行くぜ!」
俺とモーランが先陣をきって、リオレウス亜種に向かっていく。すると、リオレウス亜種はこちらの存在に気づいて、こちらに振り向く
「ゴオォォォォォォォォォ!!!!」
それと同時にリオレウス亜種は咆哮を上げる。咆哮の範囲内にいたレイア、カナミ、サチは耳を押さえていたが、俺とモーランは何事も無かったのようにそのまま突っ込んでいく。俺とモーランには高級耳栓のスキルがついている装備を着ている。高級耳栓は全部のモンスターの咆哮を無効にする素晴らしいスキルだ
何より咆哮中は隙があるのでそこを狙って、俺は足に抜刀斬りを放ち、モーランは頭にハンマーを叩きつける
サ「いっておいで!」
咆哮から自由になったサチは猟虫のカザキリバネを飛ばす。チョウチョの羽をした猟虫はすごい速さでリオレウス亜種の頭に向かって飛んでいき、頭から赤エキスを回収すると、猟虫はサチの所に戻り、取ったエキスをサチに与えると体が少し赤くそまる。その後も白と橙エキスも取り、簡単にトリプルアップをする
サ「はぁぁ!せいっ!」
サチはトリプルアップした状態で氷属性のグレイシャーロッドを凛とした声を出しながら、リオレウス亜種に棍を振り回して攻撃を与える。リオレウス亜種は氷属性が二番目に効くので、相性は結構良い方だ。生憎、今は全員龍属性武器は持っておらず、他の弱点で攻めるしかなかった。俺は雷属性の武器を担いでるが、リオレウス亜種には少ししか効果がない。氷属性の大剣ってあまり無いからな……
「グオォォォッ……」
リオレウス亜種がビクンと体を痙攣させて動きが止まり、麻痺状態になる。レイアの担いでる麻痺属性を含むシュレムカッツェのおかげだ。ネコ武器と呼ばれていて、攻撃と斬れ味は全体的に比べて低いが麻痺属性が異常に高い武器である
レ「うふ、うふふふふ!ねぇ、今どんな気持ち?動けない時にやられるってどんな気
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