第四十一話 秋山大尉!ダンスも勝負のうち!!その五
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「今回の勝負はこの場でごわす」
「はい、明石ですね」
「この街でダンス勝負ですね」
「悠木大将にも連絡します」
「今から」
「秋山幸一大尉にもでごわす」
今回の瞬と共に戦う日帝衆の幹部である。
「連絡して欲しいでごわす」
「わかりました」
「ではすぐに」
連絡はテレパシーですぐに為された、それを終えてだった。
三人で温泉を楽しんだ、彼等の楽しみ方は健全なものだった。
秋山はこの時滝に打たれていた、服は修行用の白い着物である。その姿で滝に打たれて修行をしていたが。
終わった時にテレパシーを受けてだ、山本と東郷に応えた。
「では勝負の時は」
「頼んだぞ」
「奴等にまともなダンスを見せてやるのだ」
「わかっています」
確かな声でだ、秋山は答えた。
「ではその時まで修行に励んでいます」
「今は滝に打たれていたか」
山本が秋山に問うた。
「若しくは座禅か」
「滝に打たれていました」
正直にだ、秋山は答えた。
「そうしていました」
「そうか、それは何よりだ」
「ダンスもしておりますので」
「わかっている、貴官は修行を欠かさない」
それこそ毎日というのだ。
「日帝衆の者だからな」
「日帝衆の者は常に鍛錬を欠かさない」
「だからだ」
秋山もというのだ。
「貴官も然りだ」
「ですから」
「そういうことだ、では頼む」
「有馬であの者達を倒します」
「それではな」
「宜しく頼む」
二人は秋山にテレパシーで告げてだった、そのうえで。
テレパシーを終えた、秋山は二人と超能力を使ってのやり取りを終えてからだ。修行をしている寺の住職のところに行ってだった。
一礼、修行中の服なのでそれで挨拶をして言った。
「決まりました」
「出陣がですね」
「はい」
そうだとだ、住職に答えた。
「そうしました」
「そうですか、では」
「私のダンスで、です」
「あの二人を負かしてですね」
「大義を進めます」
日帝衆のそれをというのだ。
「いよいよ」
「再併合をですね」
「あの二人を倒さない限りです」
ジャスティスカイザーのその二人をだ。
「日帝衆は先に進めません」
「再併合にあくまで反対する二人に」
「今度こそです」
秋山は熱い声で住職に話した。
「あの半島を正しく統治してです」
「大日本帝国の復活ですね」
「既に他の諸問題は解決しました」
日帝衆の指導の下だ、日本は生まれ変わったのだ。もっと言えば世界が日帝衆によって平和になった。
しかしだ、日帝衆は妥協せず満足もしない。正義の為には。だからこそ秋山もここでこう言ったのである。
「しかし」
「それでもですね」
「あの半島のことをです」
「ようやく両方の政権が消滅しましたが」
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