第四十一話 秋山大尉!ダンスも勝負のうち!!その三
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「何ていいますか」
「最初はやっぱりあれですよ」
「ムードたっぷりにです」
「先輩か先生か未亡人か」
「そうした人とです」
「お部屋か奇麗なホテルの一室で」
こう言うのだった。
「そうしたいって思ってますから」
「だからいきなり風俗とかは」
「出来るだけです」
「避けたいんですよ」
「そうか、私も確かに最初はそうだった」
年上の人と、だったというのだ。
「その気持ちはわかる、しかしだ」
「卒業以降はですよね」
「もう手当たり次第でいいんですよね」
「風俗行き放題でも」
「それでも」
「好きにするといい、ハーレムでもだ」
そうしたことをしてもというのだ。
「いいだろう、ではだ」
「はい、まずは卒業してきます」
「そうしてきますから」
「まずはそうした相手見付けます」
「それからにします」
「ではな、そして今回の勝負だが」
悪田部は二人にあらためて話した。
「ここでする」
「有馬温泉で、ですか」
「ここで、ですか」
「勝負するんですか」
「そうなるんですね」
「そうだ、競技はダンスだ」
それだというのだ。
「有馬温泉でな」
「凄まじい場違いですね」
「有馬温泉でダンスとか」
「相当に違いますね」
「何か作者どんどん場所と種目選ばなくなってきてますね」
「ネタ本当になくなってるんですね」
「出せばいい様になってるんですね」
その通りである。
「だから俺達が今いる、ですか」
「この有馬温泉になったんですね」
「いや、よくわかりました」
「ネタ枯渇の状況が」
「そうだな、しかしここはいい場所だ」
有馬温泉は、というのだ。三人で浴衣に上着を羽織ってだった。そのうえで下駄の音を鳴らして温泉の場所に向かっている。
「温泉の中でもな」
「ですよね、有馬最高ですよ」
「作者の高校時代のクラスメイトも有馬にいるんですよね」
「誰かはプライベートな話で言えないですけれど」
「たまに会うんですよね、今も」
「しかし作者はここに来たことがない」
有馬には一度もだ。
「だから作者の分まで楽しもう」
「是非、ですね」
「そうしてですね」
「楽しんでそして」
「身体を癒すんですね」
「温泉は心身共に癒してくれる」
何といってもというのだ。
「だから温泉巡りをしていこう」
「はい、それじゃあ」
「次の温泉行きましょう」
「それでお湯に浸かって」
「リラックスしましょう」
当然身体も奇麗にしてだ、そしてだった。
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