02 阻止で始まる改編
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ちは量産型MWシリーズたちが勤めている。
ゲシュペンストはアルティスがZAFTに提供した物だが、ヒリングとリヴァイヴの両機は個人に合わせたカスタマイズがされている。
イノベイド用に調整した脳量子波制御装置を共通にヒリング機は片腕だけのプラズマステークを両腕に装備し格闘戦向けに、リヴァイヴ機は彼の狙撃特性を生かすためオクスタン・ランチャーを狙撃して各種センサーを強化し射撃戦向けに。
彼ら、彼女らは、ルーズベルトから発進してきた核ミサイル装備のメビウス隊に対処するため行動を開始。
「捕らえるのは核装備の機体のみ。他は――」
核ミサイルで武装したメビウスを隠すよう通常装備のメビウスも攻めてきており、狙いは核ミサイルのメビウスだけなため。
「他のザコはツブしてオッケー! サクッと終わらせちゃうよ!!」
と、通常装備のメビウスめがけて自機の両手に持たせたM950を構え突っ込むヒリング。
そんなヒリングに溜め息を溢しつつアルティスから指揮を任された配下の量産型MWシリーズに指示を出しつつ自身もオクスタン・ランチャーを構えさせ準備に入る。
ヒリング機を先頭にゲシュペンストによって次々に撃墜されるルーズベルト指揮下のメビウス隊。
なんとか振り切ろうもリヴァイヴ機からの狙撃によって潰えてしまう。
数を減らされていくなか、核搭載機にゲシュペンストが張り付きスピードが落ちると機体までが止まり沈黙していく。
中でパイロットが慌てふためき操作しようとするが、何一つ反応せず。
答えはウィルスだ。接触回線からゲシュペンストによって流し込まれた機体コントロールを沈黙させる。
「くそ、くそっ!! なんなんだよチクショォォオッ!!?」
パイロットがいくらがむしゃらに動かそうとしようも、いくら叫び散らしても現実は覆らず。
「目標ノ沈黙ヲ確認。確保シマス」
量産型MWシリーズが乗るゲシュペンストに捕らえられ、運ばれていく核搭載機。
始めからの作戦通りであり、連合内部の反コーディネーターの組織であるブルーコスモス派の横暴を暴くための証拠の確保が目的で無事に達成。
本来なら核分裂を阻害するNJを散布して万全な形でやるべき作戦なのだが、次の戦場にて効果を最大限に発揮させるため見送る形となった。
なお、ユニウス・セブンと他の食糧生産コロニーに周辺コロニーの住人は、もしもの時のために避難済みである。
そして、今回の作戦成功をもとにコロニー郡でしかなかったプラントは最高評議会主導によって独立への道を進むことになる。
◆
プラント理事国を中心に結成した地球連合軍がプラント制圧のため送り込んだ宇
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