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機動戦士ガンダムSEED 白き魔星
02 阻止で始まる改編
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ところにゲシュペンストが合流したのだから仕方ないことだろう。




 ◆




 さて、そんな最中でアルティスは何をしているというとだ。
 もちろんZAFTとして戦闘に参加し地球連合軍に対峙していた。

 初の実戦ではありながらも自身専用に改良を施したゲシュペンストでメビウスとメビウス・ゼロを相手に圧倒しては他のザフト兵士たちに能力の高さと存在感を魅せている。 
 赤をメインに細部を黒と白で塗装をしたパーソナルカラーのトリコロールなゲシュペンスト。
 T-LINKシステム用に整備されたタイプTTをアルティス用にした物だ。

 基本性能はZAFTに渡したゲシュペンストのものと同じではあるが、システム補助操作に用いているT-LINKシステムで補助インターフェースの簡略化が図られているのと、イノベイターでもあるアルティスの脳量子波にあわせた機体制御システムを搭載しており他の機体とは反応速度の桁が違う。

 こう機体仕様を見るに専用機の恩恵だと思うだろうが、それだけではない。

 ガンダムXで主人公のガロード少年が訓練でやった全方位からのビームを避けるシミュレーションをこなし、ビーム兵器を含めた実弾兵装を用いてMD《モビルドール》とMWたちに殺しにくるよう命令してでの実戦形式をやって生き残ってきたのだ。

 彼の実力はだてではない。

 右に標準装備のM950マシンガンを、ジンの装備であるバズーカのM68キャットゥス500mm無反動砲を左に持たせ、両脚に同じくジンのM68パルデュス3連装短距離誘導弾発射筒、背にはT-LINKリッパーを備えた状態で戦闘をこなしている。

 M68パルデュスは無理矢理取り付けた感が否めないがM68キャットゥスの方は凡庸性が高く、史実にて傭兵サーペントテールの叢雲劾が実弾兵装を用いる際にアストレイで使用するバズーカだけあってゲシュペンストでも十分扱える。
 むしろ、ジンよりかはゲシュペンストの方が機体強度とテスラドライヴのおかげで反動が少なく扱いやすい。バズーカはアルティスの好みの武装でなくとも楽に墜とせるよう対艦ように渋々持っている状態なのだが、連合からすれば反動の隙を狙えなくたまったもんじゃない。

 ビーム兵器はプラズマステークと供用のプラズマソードを解禁しているものも射撃系の物はしていない。
 そのためM950マシンガンでは威力が足らず必要なのだ。

 他にも数で劣り質で勝負するしかないザフトにとって補給で戦線から一時的にも抜けるというのは痛いという理由で、できるだけ長く戦場に滞在するため全部乗せ状態が好ましいからでもある。


 監視をしている戦艦はアガメムノン級ルーズベルト。ウィリアム・サザーランド中左が指揮する大
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