マブラヴ
1202話
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気になるんだけど」
首を横に振るレモンを見る限り、色々と手を打っているのは確かなのだろう。
その状況でどうにも出来ないというのであれば、俺が何を言ってもしょうがない。
「分かった。後は……G元素の方は? いや、聞くまでもないけど」
そもそもG元素を入手する為には、ハイヴを攻略しなければいけない。
だが、俺がいない1年の間はそれ以前に占領したハイヴの基地化作業で新たなハイヴを攻略する余裕がなかったし、火星のハイヴ攻略作戦にしても俺がいない状況では進んでいなかった。
キブツはその世界の固有の物を生成する事が出来ない以上、現状人類側にあるG元素は俺が消えるまでに入手した物が全てとなる。
他にも恭順派やオルタネイティヴ5派の件でG元素を巻き上げている以上、新たにG元素を入手するというのは難しかったのだろう。
「G元素に関しては火星を攻略すればどうとでもなるだろ。ホワイトスターに組み込んだ時の指輪の方も、出来ればそっちで何とかしたいんだが。……ニーズヘッグは?」
「駄目ね。いえ、現象としては理解出来るのよ。何故か機体全てに魔力を纏っているとか。はたまたビームバルカンを使っているのに、何故かビームバルカンに魔力の……属性? まぁ、そんな感じになっているとか。ただ、何でそうなってるのかは分からないわ」
やっぱり宝具と化した影響である以上、その効果を他の機体にも適用するというのは難しい、か。
「エヴァにもちょっと見て貰ったけど、何でこうなっているのか分からないそうよ。葉加瀬も同様」
「だろうな」
さすがは聖杯……と言うべきなんだろうな。
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