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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter28
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た。
胡桃SIDE
「大変だ!みんな!!」
突然の大声で私は目をさます。
「うーん、ジュードくん?どうしたの?突然…それにまだ夜中だよ」
同じく大声で起きた音姉が少し不機嫌にジュードに話しかける。
「ごめん、音姫さん、実は…」
「あれ?…りーさんは?」
由紀のその言葉でりーさんが眠る寝袋を見ると脱け殻でりーさんがいなかった。
「地下から敵が現れて、悠里が敵を追ってあの穴から地下施設に行っちゃったんだ!」
「なんだって!?」
その言葉を聞いて私は完全に覚醒したよく見るとリーさんの弓と矢が無くなってる、持っていったんだ…くそ!なんで気づかなかったんだ!
「今、悠里の後を追って誠が変身して地下施設に降りていってる、それで誠に頼まれて胡桃たちを起こしに」
大体の行き筋はわかった。
「取り合えず、りーさんたちを追いかけるしかないな」
追いかけることにみんな頷く
「それじゃあ、僕は外で待ってるから準備して」
そういって外へと出ていき私達は直ぐに何時もの服に着替えて外の廊下に出るとジュードが扉の近くで待っていた。
「それじゃあ急ごう!」
「ちょっと待って!もしかして穴から行くつもり!?」
一刻も早く地下施設にいこうとした矢先ジュードが呼び止めた。
「それは当たり前だろ?」
「胡桃や僕はともかく、慈さん達は無理だよ!」
「あっ」
確かにそうだ、跳び移りなんて音姉達には無理がある。
「それじゃあどうするんだ、このままほっておくなんて」
「大丈夫!施設の行き方がある!こっちに来て!」
此処は唯一そういったことを知ってるジュードが頼みだ。
私達はジュードを信じて後をついていく。
暗闇のなかをジュードを追っていきついた場所は意外な場所だった。
「校長室?」
部屋の名前をいったのは教師であるめぐねえ、まさかこんなところにあるというのか?
ジュードは迷いなく校長室に入ってそれに続いて私達も入ると直ぐにジュードはドアを閉めて辺りを探し始めた。
「ここにもしかして地下施設にいく隠し扉が?」
「はい、少し違いますけどよく似たものです」
音姉の質問に探しながら答えるジュード、するとジュードはなにかを見つけたのか見つめる壁を探りだすと一部の壁が開きレバーが現れた。
「あった、これだ!」
「これが隠し扉が開くレバーなのか?」
わたしの質問に答えることもなくジュードはレバーを引くと突如部屋全体が揺れた。
「な、なに!?」
「これはいったい」
揺れたことに驚く由紀とめぐねえ
だが隠し扉など出てくることなく、ただ何故か降りている感覚を感じていた。
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