第四十話 明石大尉!元ネタは日露戦争のあの大佐さん!!その十九
[8]前話 [2]次話
岩場の上、白波立つその上に二人で腕を組んでポーズを付けてだった。旭日を背にして高らかに言った。
「正義は勝つ!」
こう宣言した、だが。
川岸と船の上から見ていた人達の目は冷たくだ、こう言うのだった。
「また勝ちやがった」
「残念だよ」
「ったくよ、何で勝つんだよ」
「今度こそ負けろ」
「そのまま船が沈んで溺れろ」
「リアルで怪獣に食われてろ」
琵琶湖の怪獣にというのだ。
「琵琶湖に怪獣いねえのかよ」
「さっさとこんな連中始末しちまえよ」
「何が正義だよ」
「下衆共はとっとと消えろよ」
「へっ、何とでも言えよ」
「勝てば官軍だからな」
やはり悪びれない二人だった。
「そこで精々俺達の勝利を祝ってろ」
「それで悔しがってろ」
「それを見るのが楽しんだよ」
「俺達の最高の喜びなんだよ」
「じゃあ意気揚々としてな」
「帰るか」
「潜水艦でな」
「誰か機雷撒け、機雷」
「それで潜水艦沈めろ」
人々はこうしたことも言うのだった。
「琵琶湖か淀川にな」
「自衛隊の人呼べ」
「機雷なんかで俺達の潜水艦が沈むかよ」
「そんなヤワじゃねえぜ」
「俺達の潜水艦沈めたかったらICBM持って来い!」
「勿論核弾頭抜いてな!」
それがあったら洒落にならないからだ、そして。
それは来なかったがだ、ダイダラボッチが何処からか出て来てj二人を攻撃してきた。
「琵琶湖が貴様等の墓標だ!」
「うわ、巨人かよ!」
「っていうか実在したのかよ!」
「おい、それはなしだろ!」
「こんなのICBMより強いぞ!」
「死ね!ここで引導を渡してやる!」
「くそっ、逃げろ!」
「覚えてやがれ!」
ダイダラボッチに悪態をついてだった、二人は潜水艦に乗り込み。
そしてだ、ダイダラボッチから逃げて急速潜行して琵琶湖から消えてだった。そのまま淀川を下って逃げて難を逃れた。
琵琶湖での戦いは終わった、しかしこの作品の連載はまだ続くことがとりあえずは決まった。次回打ち切りになっても戦えジャスティスカイザー、負けるなジャスティスカイザー!
第四十話 完
2015・8・30
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ