2部分:第二章
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は月餅でその前はお饅頭だったし」
「日本中国、そしてアメリカ」
「考えてるわね」
「よかったらだけれど」
「私に?」
「あの」
見れば康史の顔は真っ赤になっている。まるで信号の様である。その真っ赤になった顔でさらに言うのであった。言わずにはいられないといったようにだ。
「皆で。こっちのクラスでね」
「有り難う」
「悪いわね」
優子が言う前に周りが言ってきた。
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