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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
蛇姫の猛攻
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オッ!!」」」」」

あまりの出来事に観客たちは本日何度目かわからない沈黙に包まれていたが、正気を取り戻しジュラの勝利を祝うように大歓声を上げる。

『なんということだぁ!!蛇姫の鱗(ラミアスケイル)怒濤の4連続ポイント!!さらには3人連続一撃で粉砕してしまったぁ!!』

レオンがソフィア、リオンがタクト、そしてジュラがオルガを瞬く間に倒したことに他のギルドの面々は言葉を失う。

『レオンが剣咬の虎(セイバートゥース)のサブリーダーグラシアン、さらには人魚の踵(マーメイドヒール)のサブリーダーソフィアを倒したことにより6ポイント加算!!』
『リオンくんが青い天馬(ブルーペガサス)のサブリーダーのタクトくんを破ったことで3ポイント加算だね』
『そして聖十のジュラが剣咬の虎(セイバートゥース)のオルガを倒したことにより1ポイント追加』

これらの点数が蛇姫の鱗(ラミアスケイル)の現在の得点に追加されていく。

『これにより蛇姫の鱗(ラミアスケイル)に10ポイントが追加!!つまり・・・』

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)の先程までの得点は51ポイント。それに10ポイントが足されるということはトータル61ポイントとなる。よって、

『逆転!!逆転!!蛇姫の鱗(ラミアスケイル)が最強ギルド剣咬の虎(セイバートゥース)!!さらには4日目を1位で折り返した妖精の尻尾(フェアリーテイル)を抜き去り、単独首位に躍り出たぁ!!』

万年2位と言われ続けてきた蛇姫の鱗(ラミアスケイル)。今年はジュラとリオンという二大エースを投入し優勝をもぎ取りに来たが予想外の苦戦を強いられてきた。さらには巻き返しを図ろうとしたトリプルバトルでレオンの思わぬ弱点の露呈。完全に優勝の芽が潰えたかと思われてきた彼ら。
しかし、最終日にメンバーたちが次々に敵に遭遇することに成功しポイントを連続ダッシュで同点1位に一時なった。その後妖精の尻尾(フェアリー)剣咬の虎(セイバートゥース)に加算され3位に転落していた。
そして今、レオンの復活。リオンのジュラの連続ポイントダッシュでこの大会で初めてとなる単独首位に出たのである。

『リオンもジュラもすごい力です!!4日目までよりもさらに技のキレが高まっているように見えます!!』
『待っていたのかも知れないね』

大興奮のチャパティの横で冷静にそう呟いたのは解説者のヤジマ。チャパティとマトー君は彼の方を訝しげに見る。

『待っていたとは?ヤジマさん』
『リオンくんとジュラくんはレオンくんが滅神魔法を元通りに使えるようになるまで、力を抑えていたんだよ。その方が効果的だからねぇ』

ヤジマの見解はこうだ。蛇姫の鱗(ラミアスケイル)が単独で首位を走り続けていればレオンは自分の力が
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