八話:会話
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、切嗣だけは感動の涙を流し続けているが。
「おとん、どうしたん?」
「いや……僕は幸せだなって思ってね」
「なんや、大げさやなぁ」
「ははは、そうだね。でも……本当に幸せだ。ありがとう、みんな」
涙を拭いながら噛みしめるように幸せだと何度も呟く切嗣。
その涙の意味を家族は理解できないが本心だということだけはわかるので頷く。
彼らにとって切嗣は本物の父親のような存在なのだ。
“家族だけの味方”。それが彼らにとっての八神切嗣だ。
「ところで、あの麻婆豆腐をどうやって食べきったんや? ザフィーラが次の日の散歩を辞退するほどの代物やったのに」
「ん? だってあの麻婆豆腐は美味しかったじゃないか」
「え?」
「え?」
ただ、最近どうしても理解できない部分ができたとか。
〜おわり〜
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