マブラヴ
1201話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
々とあったが異世界……Fate世界から昨夜帰還した。転移自体はリュケイオスとは違う方法によるものだったが、少なくても俺に異常はない。また、向こうの世界で得た物も非常に多い。向こうの世界がどのような世界で、どのような技術を得たのかというのは、レモンを通して技術班に知らせてある。後日詳しいレポートをシャドウミラーのメンバーなら誰でも見る事が出来るようにしておくので、気になったらそっちを見て欲しい。俺がいない間、無事にシャドウミラーを運営し、ホワイトスターを守り切ってくれた事に礼を言う。ありがとう」
シャドウミラーに所属している者全員へと向けて送った映像はこれで終了となる。
一応映像データを受信したら皆がきちんと分かるようになっているし、同時に部外者に見せないようにというのもきちん映像の最初の方に注意事項として喋っている。
エルフ族の者達も何人かはPDAを持っている筈だから、今の映像を見る事は出来るだろう。
……俺を神として崇めているって話だし、一応後で顔を出した方がいいのかもしれないな。
収容所の方は……まぁ、別に知らせる必要はないだろ。
というか、そろそろアズラエルとパトリックをそのままって訳にもなぁ。
かといって使うかと言われればちょっと困るし。
鵬法璽? うーん、考えとしてはありなんだが。
ともあれ大まかな連中には全て知らせたから、次は各世界の代表者達だな。
向こうにはどんな世界に転移したのか、ある程度きちんと説明する必要がある、か。
本当に忙しい。
転移したのは俺が望んだ事ではないんだから、何だか理不尽な思いもするが……かといって一方的にマイナスって訳じゃない辺り、少し悔しい。
そんな風に思いながら、影のゲートへと身体を沈み混ませていく。
『ほう!? アーサー王にヘラクレス、クー・フーリン、メデューサ、メディア、佐々木小次郎。更にはギルガメッシュとな!?』
映像モニタに映し出されている近右衛門が、その細い目を大きく見開き、驚きを露わにしている。
それは近右衛門だけではない。他の映像モニタに映し出されている人物……SEED世界からウズミ、ギアス世界から星刻、マクロス世界からハワードといった面々がそれぞれ驚きの表情を浮かべていた。
ここにいるのは、いずれも自分の世界を代表している人物。
普通ならまず驚きを素直に表情に表すなんて事は滅多にないのだが、今回は違った。
それだけFate世界の情報が大きかったという事だろう。
『そのような歴史上の英雄と武を交わす事が出来たとは……羨ましい』
この中で、星刻だけがそんな事を言っていた。
しかもその口調は心の底から思っている言葉だ。
まぁ、以前の星刻ならともかく、今の星刻は病気も完治して元気一杯だか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ