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転生とらぶる
マブラヴ
1201話
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滑らかな肌へと手を伸ばす。
 そんな俺の様子を見ていたシェリルは、呆れたように呟く。

「全く、このシェリル・ノームが身体を許すのはアクセルだけなんだから、光栄に思いなさいよ? こんなサービス、アクセルだけにしかしないんだから」

 そう告げ、近づいてきたシェリルと唇を重ねるだけの軽いキスを交わしてから、力尽きたように眠っているレモン達を起こすのだった。





「さて、昨日は色々な意味で色々とあって、色々有耶無耶になってたんだけど」

 レモンが意味深な笑みを浮かべつつ、マリューと千鶴が用意してくれたトーストへと手を伸ばす。
 昨夜の件で体力がまだ完全に回復しておらず、少し気怠げだった2人が用意した朝食は、トーストとベーコンエッグ、サラダ、デザートといった典型的な洋風の朝食だった。
 勿論、俺が食うという事で量はかなり多目になっているが。

「そうだな、まずシャドウミラーのメンバーに知らせるのが最初だろ? その後、各世界に知らせる形だろうな」
「知らせる世界の順番は?」
「……取りあえず、マブラヴ世界は最後で、それ以外は全ての世界を一気にといったところか」

 マブラヴ世界は、まだ国がバラバラの状態でどこか一国が支配……とまではいかないが、それでも主導権を握っているという状況でもない。
 まぁ、それを言えばネギま世界も麻帆良という学園都市と雪広財閥、那波重工くらいとしか取り引きしていないんだが。
 ただ、この場合は俺達シャドウミラーという存在を知っているのがその3つだけだというのがマブラヴ世界とは違う。
 マブラヴ世界では、俺達シャドウミラーという存在を知っているのは世界規模での出来事だ。更に世界中には幾つもの国が存在している。……まぁ、ユーラシア大陸をBETAに占領されているので、滅亡した国も多いのだが。
 いや、滅亡はしてないのか。亡命政府とかそんな感じで生き残ってたのか?
 ともあれ、そんな理由でマブラヴ世界に関しては後回しとなる。
 一応オーストラリアが俺達の窓口ではあるが、それでも世界の代表とするにはちょっと難しい。

「いいんじゃない? あやか、千鶴。政治班としてはどう?」
「問題ないと思いますが……エザリアさんには昨夜連絡しておいた方が良かったのでは?」
「そうね。多分この調子だと色々怒られる事になると思うんだけど」

 あやかと千鶴の2人がレモンに愚痴るように答えていた。
 紅茶を飲みながら、そんな風に言葉を交わし、それぞれにゆっくりと朝食を済ませていく。
 そうして朝食が済めば……いよいよ、戦場だ。いや、本物の戦場って意味じゃなくて、忙しいって意味での。
 今朝に続いて今夜のお楽しみを胸に……俺は戦場へと向かって足を進める。





「そういう訳で、色
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