Memory2 date
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年だから、、、
二年しか経ってねぇじゃねえか。
でも、その前は一年も経たないうちに家に上がらせて貰ってたからなー。
空のお母さん達にして見ればいい迷惑だ。
てか、空は何してんだ?
二度寝してんじゃねぇだろうな?
「おい。空、何してんだよ。」
「ちょっと、待って絶対入って来ちゃダメだからね。」
ガチャ
言うのが遅いよ。
もう開けちまったよ。
そこには、ドアが開くのを阻止しようとドアに近づいていた空がいた。
その後ろには、部屋中に服が散らかされていた。
服を選んでいたのだろう。
そして、俺はドアを閉めた。
「陸のバカ!何で入ってきちゃうの。」
「ご、ごめん。」
うわーやっちまったー。
バタタタタ
また、足音が響く。
空が部屋から服を持って出てきた。
「今からシャワー浴びてくるから!」
少し強い口調で言いながら通り過ぎていった。
やっぱり怒らしちまった。
「キャー」
ドタバタドカ
「空!」
俺はシャワールームへと走った。
「空、大丈夫か?」
気づくと俺はシャワールームのドアを開けていた。
そこには、裸で転けている空の姿があった。
「もー陸のバカァ!」
バチィン
空の渾身の平手打ちをくらい、意識が薄れていきそのまま後方へ倒れていく。
意識が戻ると丁度空がシャワールームから出てきた。
「あれ?まだこんなところで寝てたの?さっきはごめんね。」
「空が謝ることねぇよ。俺が悪いんだから。それじゃあ、行くか。」
「うん!」
遊園地についてまず、目に飛び込んできたのはジェットコースターだ。
「あのジェットコースター乗ろうよ!」
「マジで言ってんのかよ。」
ベビにでもなりたいのかと言う程うねうね曲がってやがる。
あれじゃ途中でレールが切れててもわかんねぇぞ?
本当にあれは安全なのか?
「もしかして怖いのー?」
バカにしたように言った。
安全かも分からないんじゃ怖いに決まってるだろ。
「怖いわけねぇだろ。」
だが、俺は強がった。
そしてジェットコースターに乗り込む。
本当に行くのか?
ヤバイ汗が止まんねぇよ。
落ち着け、落ち着け俺!
男だろ!
「ひぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁ。」
ものすごいスピードでジェットコースターが走り出した途端変な声を出してしまった。
「あーばばば」
ヤバイ。
このままじゃ死んでしまう。
あれ、止まった?
嫌、これは止まったんじゃない。
ゆっくり、死えと近づいているんだ。
今までのありがとう。
俺は先に行くよ。
「うーあぶばばぶーあー」
ハァハァ。
やっと止まった。
良かった。死んでない。
「空、ちょっと休憩しようぜ?」
「もーしょうがないなー。」
「丁度12時だから昼飯でも食べに行くか。」
近くにあった飲食店に入る
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