四話
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よりやって後悔した方が良いと思うから。
「みんな、落ち込んでいる暇は無いわよ。ライザーとのレーティングゲームに向けて特訓するわよ」
「特訓ですか?」
「ええ、グレモリー家が所有している山で特訓するわよ」
眷属の皆と話しているとグレイフィアがどこかに電話をかけていた。
「プルルルルルプルルルルル……もしもし?………ええ、今から旧校舎のオカルト研究部の部室に来てください。……………………………やっぱりとはどういう事ですか?………………………………知っているなら今すぐ来てください。…………………来ないならあの方にあの事をバラしますよ?……………………………えぇ、お願いしまプツッ
…………ピッ」
「えぇっと、グレイフィア?誰と電話していたの?」
「今回のレーティングゲームに向けて皆様方が特訓をすると仰っていらしたのでその教官役を務めてくれる人を呼びました」
「「「「「「教官?」」」」」」
「えぇ、もうすぐ来るでしょう」
教官役って誰なのかしら。でも、どうしてグレイフィアが?
「どうして教官役なんてものを頼んだの?グレイフィア」
「このままでは皆様方はライザー様とのレーティングゲームには勝利できないと思った次第です」
「えぇそうね、悔しいけど特訓しても勝てる可能性は低いわ。ところで、誰を呼んだの?」
「それは、いえ、ちょうど来たようです」
部室の扉がノックされる。
「おーい、グレイフィアー。来てやったぞー。さっさと用件を伝えろー」
ん?
どこかで聞いたことのある声。
グレイフィアが扉を開ける。
そこにいたのは、黒い短髪に整った顔立ち、少し日に焼けた肌、そしてその瞳の奥に燃え盛る炎を幻視するような迫力がある力のこもった目。
駒王の破壊神と呼ばれている鬼龍壊斗が立っていた。
「え?あ、えっと、鬼龍君?」
「あ?なんだよ?リアス嬢」
「なんで貴方がここに?」
「そりゃあお前って、グレイフィアもしかして説明してないのか?」
「えぇ、説明しようとしたところにちょうど貴方が来たものですから」
「ふーん、そか。んじゃ、説明よろしく」
「リアス様、この鬼龍壊斗様が今回の特訓の教官役です「っておい待てやコラ」………何でしょう」
「なんだよ教官役って俺聞いてねぇぞ」
「えぇ、言ってませんから。鬼龍様には十日後のライザー・フェニックスとのレーティングゲームまでにリアス様とその眷属の皆様を鍛えていただきます」
「マジか。って言うか説明ってそんな事じゃねぇだろ」
「そうですね」
グレイフィアが私たちに向き直る。
「リアス様、彼は四大魔王セラフォルー・レヴィアタン
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