四話
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
堕天使の調査も終わり、しばらく平穏が続いていた。 あの堕天使たちはグレモリーの姫とその眷属たちに殺されたようだ。『神の子を見張る者』とは関係なかったようで安心したよ。そう言えばあの変態三人組の一角の兵藤一誠が悪魔になってたな。あの堕天使に殺されて転生したようだな。この前ドラゴンの気配を感じたからかなりのレア神器を持っているから殺されたんだろうな。
まぁ、俺にはあまり関係ねぇな。
今回の調査とその前に受けていたいくつかの魔獣討伐のおかげで、懐も潤っているからしばらくは荒事もないと思っていた矢先、旧校舎の方から記憶にある強大な魔力を感じた。
おそらくグレイフィアだろう、少し経つともう一つ上級程度の魔力も感じた。これはフェニックスだな。そう言えばこの間グレモリーの姫とフェニックス家の三男坊が婚約したって噂を耳にしたな。その事についてだろう。
今日学校に行くと同じクラスのリアス嬢の元気がなかったからな。で、声を掛けたら。
「どうしたんだい、リアス嬢。そんなくらい顔をしてたら『駒王学園の二大お姉さま』の名が泣くぜ?」
「鬼龍君。
ねぇ、あなたなら自分が望まない事を強制されようとしたらどうする?」
「なんだそりゃ。まぁ、俺なら抗えるだけ抗うな。やらずに後悔するよりやって後悔した方がいいからな」
「そう‥‥‥ありがとう。考えてみるわ」
「ん、そうかい。お役に立てたのならなによりだ」
てな感じだったからな。
まぁ、あの姫さんの性格からしてこの婚約は嫌がるだろうな、十中八九『レーティングゲーム』をすることになるだろうな。婚約破棄だなんてレーティングゲームをしない限りは出来ないからな。
これも俺には関係ないと思うけど、なんか嫌な予感がするんだよなぁ。
プルルルルルプルルルルル
ほら来た、電話の相手は予想通りグレイフィア。
「ピッ………………もしもし?なんだよ?………………………………あ?旧校舎のオカルト研究部の部室に来い?はぁ〜〜やっぱりかよ。…………………あ?あれだろ、お前んとこのバカ魔王の妹の婚約の件だろ?………………………………チッ面倒くさいな。……………………………あ〜もう分かった分かった、今から行くよ。プツッ
面倒くさいけど行くか」
時は少し遡りオカルト研究部の部室
リアス・グレモリーside
ライザーが帰ってから部室の空気は暗いままだった。レーティングゲームをする事になったけれども、戦力差は歴然。勝てる見込みはほとんどなかった。だけど、諦めるわけにはいかない。彼が言ってたようにやらずに後悔する
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ