暁 〜小説投稿サイト〜
首都高狂想曲
湾岸線のあの独特の感じが大好きで

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辰巳JCTから湾岸線西行きへ
湾岸線という事は…?

「踏 む し か な い ッ !」

アクセル踏みます。もちろん全開で

「下僕ッ何をするッ!」
「アクセル全開で湾岸線走ってるけど…?」
「速い速い速い!速すぎるのー!」

そりゃそうだ
軽量ボディに420馬力のエンジンつんでれば260km/hは出ちゃう訳で
右車線に居れば自然と譲ってくれるし気持ちイイったらありゃしない

有明JCTを直進して大井PAに向かう

「ん?」

後ろから何か来る
それもかなりのスピードで…

「あれは…」
「白き地平線(スカイラインGT-R)よッ!」
「あースカイラインねスカイライン」

どうやらGT-Rのようだ。形式はBCNR33だ

「速えーーーーーー」

瞬く間に追い越される。その間およそ4秒

「まだこんな本気組が居たなんて…」

東京港トンネルを抜け大井JCTを通過
そして大井PAへ

駐車場にはつい先ほどのR33が
オーナーは居ないようだ

シルビアをR33の横に停めて様子を伺う
だが
疲れからか黒塗り…もとい二人とも寝てしまうのであった…
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