第1章:平穏にさよなら
第24話「それから」
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、これからについてだ。司から一応聞いたが、神咲さんはこのまま元の生活に、優輝と緋雪は関わりはするが管理局に入るつもりはなし。かやのひめは一応優輝と緋雪に追従する感じらしいな。」
「まぁ...一応そうです。」
ちなみに久遠は神咲さんと一緒に数えられてるらしい。
「...私としては管理局に入って欲しかったのだけれどね...。それと、神咲さんやかやのひめさんの力、そして久遠さんの力については、深く話し合った結果、上層部に伝えない方がいいと判断したわ。」
「...祟りなどというモノがある以上、下手に手を出さない方がよさそうだからな。」
「あはは....間違ってませんけど...。」
霊力という魔力とは別の力。管理局としては伝えたかったのだろうが、下手に藪をつついて蛇を出したくなかったのだろうな。...互いに秘匿にするべき事柄だしな。
「それと、優輝たちの両親の事だが...。さすがにこの数日だけでは何も分かっていない。一応捜索願いは出しておいたがな。」
「でしょうね...。次元世界って管理外だけでも97個以上ありますからね...。」
「むしろ、何か分かっていたら奇跡だからな...。」
さすがにこればかりは気長に待つしかない。魔法が絡んでいる可能性があると分かっただけでも儲け物だと思わないと。
「...そこで、だ。管理局に入るつもりはなく、関わるつもりではあり、こちらとしても手軽に連絡を取れるようにしたい。...と言う事で、嘱託魔導師にならないか?」
「嘱託魔導師...ですか。」
確か、管理局に協力する民間魔導師...だったか?一応、協力を申請された時、場合によっては拒否もできるらしいっていう。
「あぁ。嘱託魔導師になるための魔導師としての資料もこの前の模擬戦で十分だし、この話が終わった後にでも申請できる。」
「むぅ.....。」
デメリットは特になさそうだし、魔法に関わる立場としてはこれ以上にない手頃な立場だ...。緋雪も特に不満はなさそうだし...。
「...じゃあ、嘱託魔導師になります。」
「そうか。なら、後で申請しておくよ。」
リンディさんもそれで満足らしい。
「...それで、最後にかやのひめが持っている勾玉の件だが...。」
「何か分かったんですか?」
ちなみにその勾玉、危険性を最優先に調べて危険性がなかったため、ずっとかやのひめが持っている。...そう言えば、この勾玉と融合したロストロギアが発端だったな...。
「フュージョンシードの効果だが...一応は分かった。」
「...どんな効果だったんですか?」
「非常に限定された効果なんだが...“融合した物体をユニゾンデバイスに変質させる”
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