復活
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くはコンクリートで塗装されている部分もあるのに、皆が目を見張ったところは茶色い土が浮き出ていたのだ。いや、正確にはコンクリートが抉り取られ、地面が露出していたと言った方が正しいか。
『ああ!!これは!!』
『うむ』
『カボー!!』
ヤジマの指示により向かわせた闘技場の麓に1つの黒い何かがある。それを人と認知するのにそう時間はかからなかった。
そして彼がめり込んでいる丁度正面から家などが跡形もなく消えているのである。その先に、1人の小さな影が腕を振り切った状態で立っていた。
「やった・・・」
少年は振り切った拳を見つめる。そして一瞬笑みを浮かべると、その拳を高々と空に突き上げた。
『ラウルのこと・・・よろしくお願いします』
「もちろんです。お母さん」
立っていたのはレオン・バスティア。今ここに、氷の神が復活したのである。
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