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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter26
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互いの情報交換が終わり互いの状況を理解できた後、ふと思い出したことを桜崎に
話しかけてみた。
「そういえば…その平行世界に飛べる…指輪だっけ?今はそれを探してるのか?」
「ああ、それがないと帰れないし…それにあっちの義之や音姉達も今頃心配してるんだろうな」
桜崎のいう通りだよな、桜崎にとっては元の世界の生活があるわけだし…
「由紀、さっき見つけた指輪見せてくれないか?」
「え?これ?」
そういって由紀はこの前拾ったという指輪を取り出して桜崎の前に出すと目を開け驚いたいた。
「クリアリング!まさか、此処に落ちてたなんて…」
「実は由紀が拾ってたんだよ…話を聞いてもしかしたらって思ったけど」
「これで、元の世界に戻れますね」
元の世界に戻れると示唆するリーさんだが桜崎は何か考えて、考えが纏まったのかそれを口にする。
「いや、まだ帰るわけにはいかない、俺も此処に残って心配ないと思ったら帰るよ」
「そんな!桜崎くんには帰らないといけない場所が」
残るということに驚きめぐねえは桜崎に帰るべき場所があると言うが桜崎は首を横に降る
「恩を仇で返すわけにもいかないしな」
まあ任せろととても断りきれない様子で桜崎が此処にとどまることが決まった。
「さてと、桜崎くんのことも決まったわけだし、そろそろ本題の方に入りましょうか?」
「本題?」
桜崎のことで決まった矢先、めぐねえが本題にはいると言って私は首をかしげた。
「これからみんなで学校の地下に言って食料なんかを調達しようって若狭さんや、ジュードくんに話し合ってたの」
「この学校に地下なんてあったのか!?」
在校している私達ですら地下なんて存在していたことに驚く。
「はい、此処は万が一に備えて地下区画が存在してるんです、それとそれよりさらに地下には管理局が使っていた地下施設があったとどうやら、局員がきた理由はその施設が原因だと思います」
ジュードが地下区画について説明してさらにその下には管理局の施設があることに驚き二回も此処に局員がきた理由に納得がついた。
「電気も地下に使われている分があるからそれの電源を切ってしまえば電気にも余力ができるから今日みんなでいってみようと思ったのどうかしら?」
「私はそれでいいと思うぜ…けど、全員となると帰ってきたときに局員に鉢合わせなんてことには」
「それなら任せてくれ」
[ガールダプリーズ]
そういうと手形の形をしたベルトに先ほどつけた指輪を当てるとメカメカしい赤い鳥が現れて桜崎の周りを飛ぶ。
「使い魔みたいなものだ、もし局員がきたらこいつに知らせてもらえる」
それは便利だなこれなら不意打ちを食らうことはないだろう
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