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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter26
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来てパンデミックのことを知ったのよ」

「その時雄也くんが私を守って学校まで来たのもし雄也くんが居なかったら今頃私も…」

そうだよな…雄也がいてくれたからここまで来れたんだ…本当…どうして留められなかったんだろう。

「その後、生活範囲を拡大するために少しずつ勢力を拡大していったんだけど、事態は急変したわ、巡ヶ丘全体で放送が流れたの、内容はこのパンデミックが人為的に起きたこと、表立ってはランダルコーポレーションが引き起こしたということになってるけど実は裏では時空管理局が引き起こしたという内容だったの」

「…なるほどだから、管理局に敵対してたんだな」

「その翌日…此処に管理局の人間が来て…殺されそうになってたの」

「もしあのとき雄也が居なかったら…みんな殺されていただろう」

あの日の雄也のことは忘れられない…去っていく姿をまだ脳裏にこげついている。

「なあ、その雄也って奴は何者なんだ…それに此処にいないみたいだけど」

当然と言えば当然か昨日だということはあの放送を見ていないわけだし雄也を知らないはずだ、正直気が重い。

「月宮雄也、元時空管理局の第49武装隊所属していたSランク騎士です」

雄也について始めに口にしたのは同じ管理局だった、ジュードだ

「雄也は平行世界の管理局所属だったのか?」

「それはちょっと違うみたい」

桜崎は平行世界の管理局所属というがそれをリーさんが否定し桜崎は首をかしげる。

「はい?」

「ものすごくややこしくて、ゆうくんはこの世界の出身であることを境に音姫さんのいる初音島の世界にたどり着いたと」

りーさんが簡潔に話すと桜崎はやっぱり頭を抱えていた。

「雄也は黒幕が管理局だってことに負い目を感じて一人で何処かへ行っちまったんだ」

あのとき、留められていたら…雄也は死なずに…すんだのかもしれない。

「それから二日経過した夜に…管理局による放送が流されたんです、そこに写し出された映像にはゆうくんともう一人女の子が映し出されて…公開処刑で怪物と戦っている映像でした、結果は怪物は倒せたけど…地下基地の崩落に巻き込まれて…ゆうくんは…」

自分にいっていて辛くなりりーさんの瞳には涙が滲み出ていた。

「もう!もういい!軽率だった俺が悪かった!」

流石に泣かれたことに悪気を感じた桜崎は雄也について聞くのをやめた。

さてと、後は…管理局がまた来たときのことか…

「それで昨日のことなんだがまた此処に管理局が来て私達を殺そうとしたんだがその時私が使ってるデバイスを手に入れたり、ジュードが管理局に離反したり色々あって無事だったんだ、それで今に辿り着くってわけだ」

「なるほどな、音姉達も苦労してたんだな」


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