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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter26
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…なるほど桜崎誠です」
多分、めぐねえを見て何か納得した表情から恐らく勘違いが解けたのだろう。
そんなわけでこの学校にいる生存者が全員揃ったわけでめぐねえ以外は椅子に座って(椅子が足りなかったために)話を再開した。
「それじゃあ誠くん、あなたは風見学園の出身で間違いないんだよね」
「ああ、本校の一年…こっちの音姉は三年になるんだけど…」
「私が…三年?まだ私二年ですよ?」
また食い違いが起きた何かおかしいな…こっち?
それじゃあまるで音姉が二人いるみたいじゃないか
「やっぱりか…音姉は平行世界って知ってる?」
「つまり、あなたも朝倉さんと同じ別の地球かや飛ばされてきた…というわけてすか?」
「…はい?」
困惑の表情を浮かべる桜崎、多分桜崎はこの世界の音姉だと勘違いをしているのだろう。
「えっと…誠くんは私はこの世界の住民だと思ってるんだよね」
「そうだけど…」
「やっぱり、実はこの世界に…初音島は存在しないの…」
「…え?」
衝撃的な事実に桜崎は拍子抜ける顔をする。
「いやいや!そうしたらいったい全体どういうこと!?」
「うんとね、話せば長くなるんだけど…簡潔にいうとね、気づいたらこの世界に飛ばされてそれからこの巡ヶ丘の事件に巻き込まれちゃったの」
「……つまり、音姉はこの世界じゃない俺ともこことも違う別の地球からきたってこと?」
「うん、理解が早くて助かります」
「……」
理解できたのか無言で頭を抱える。
まあ確かにややこしいよなこれ
「と、取り合えず…桜崎くんがその平行世界からきたということは解りました…出来ればどうして此処にきたのか教えてくれませんか?」
こっちの状況を教える前に桜崎の話を聞いたほうが話せるしな。
「えっと、俺はいつも通り、初音島の学校帰りに寄り道して帰っていたんだけど、突然クリアリング…えっと平行世界を越えることができるリングが突然に光だして気づいたら裏路地にいて、直ぐに戻ろうとしたんだけどそのクリアリングを無くしてしまって帰れなくなって…町を徘徊してたらあのゾンビに襲われて…丸一日かけて此処に…」
な、なんとも壮絶な一日だな…
「なるほど、大体の事情は理解できたわ…今度はこの巡ヶ丘で起きてることを説明するわ」
一通りの事情は聞けたから今度は私達の状況を桜崎に話す。
「まず、ことの始まりは22日前…この巡 ヶ丘で暴行事件が頻発したの、ただの暴行事件ならまだよかったけど…突然奴等が現れて町中で大パニックに陥ったの、私と由紀ちゃん、めぐねえはその時屋上にいて気づかなかったの」
「もう、めぐねえじゃなくて佐倉先生、その後恵飛須沢さんと月宮さんと朝倉さんが
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