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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter22
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なってしまった」

「そしてさっきまで俺はなんのために戦ってきたか、さえも忘れていた…本当…情けない…だから」

「もう逃げない!自分の罪から戦いから!」

「ゆうくん」

気づいてあげられなかった。

ゆうくんは必死に両親を探していたんだ、けど回りにな頼れなくて、後悔して…逃げて…どれだけ苦しかった…辛かったか想像もできない。

パンデミック初期でも私たちを守るために戦ってくれた、本当はもう戦いたくなんてなかったはずなのに

けど、黒幕が出てきたとき、ゆうくんはどれだけ悩み考えていたのだろう…私達にもなにかできたのてあろうか。

「あ、あははははっ!!」

そんなゆうくんの決意を彼は嘲笑った。

「俺はこれからまだやることがあるんだ!こんなところで死ぬつもりはない!それに俺には帰らないといけない場所がある!」

帰る場所…それを聞いてみんなどこなのか気がついた。

「月宮くん…」

「全く帰ってきたら説教だな」

「そうだね、もう何処かへいったら駄目って」

みんなに少し笑顔が戻った。


そしてまた戦闘が始まった、だが今回はゆうくんと女の子が怪物を圧倒していた。

「ば、バカな…ベヒモスを…僕のサンプルに圧倒しているだと!?」

二人ともうまく集中砲火されないように攻撃しあっていた、本当にすごいと思う。

「こんなことがあってたまるか!お前たちは…全員ここでこの巡ヶ丘で死ぬ運命なんだ!」

「それがお前がいう運命ならば!」

「俺…いや俺達の力で!」

「運命を!越える!」

その声と共に決着がついた。

怪物は倒れ伏せ体が消滅した。

つまり勝ったということだ。

「す、すげえ、本当にたおした」

私たちは怪物を倒したことよりゆうくんが生きていることに嬉しく思った。

だが…

「っ!!圭!」

ゆうくんが女の子を突き飛ばして落石を避けさせる。

そうだ!崩壊まで時間がない!

ゆうくんたちも脱出するために出口へと走っていっている。

「たのむ!間に合ってくれ!」

みんな脱出するように声援を送るも検討むなしく出口は瓦礫で塞がっていた。

「嘘…だろ」

「そんな…嫌だよ…帰るって…いったじゃない…」

信じたくない…きっと脱出…

「っ!圭!あぶない!」

ゆうくんの叫び声と共に爆発が起こりそこで映像は切れた。


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