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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter21
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実だ。
だが緊張はまだ終わってはいなかった。
「っ!!圭!」
「え?うわっ!」
咄嗟に圭を押し倒して落下してくる瓦礫を回避した。
「不味い!崩落が始まったんだ!急いで脱出するぞ!」
「は、はい!」
こんなところで御陀仏などしてたまるか
圭に脱出するといって二人で出口へと急ぐ
急ぐなかでも崩落は酷くなっていき完全に崩れるのも時間の問題だと目に見えて分かった。
そしてここに来た出口へとたどり着いたのだが…
「そんな…!」
「道が塞がれてる」
唯一この基地から出ることができる連絡路が瓦礫の山で埋まっていて通ることが不可能になっていた。
「っ!圭!あぶない!」
崩落に乗じて壊れた導線から発せられる電気によって爆発かおき爆炎が俺たちを襲った。
side第三称
荒廃した巡ヶ丘の地面が大きく揺れる。
たった今刑務所とその地下が完全に崩れたのが要因だ。
とあるビルの屋上、刑務所の方向を見るものが二人いた。
一人は雄也と音姫にとって家族ともいえる人物芳乃さくら、もう一人は雄也達を飛ばした張本人である人物だ。
「あ〜あ、あの聖騎士、死んじまったな…どうだ?知り合いが死んだ感想は」
「…別に、計画さえ成功すれば別に問題ないことだよ、ベクター」
雄也達が知るさくらとはかけ離れ冷酷な表情で述べた。
「少し前のお前だったら想像もできない答えだな、もし義之だったかあいつが死んでも…」
「黙れベクター、僕とお前とは利害しか一致していないんだ…それ以上いうと斬るよ」
さくらは携えていた刀をベクターの首筋に当てる。
「怖い怖い…その義之だがまだ見つからねえみたいだ…多分帝国領外…連合か教団の勢力下の村町にいるんじゃねえか?」
「それならさっさと滅ぼして帝国が治めないとね、不安分子は一欠片も残せないし」
刀を首筋から離し鞘に納める。
「それでな、たった今面白い人材を見つけたんだが…あのウェルっていう科学者…」
「引き入れるの?」
「ああ、魔法を無力化できる生物兵器…あれを帝国に組み込めば教団の主力を壊滅できるからな」
「好きにすればいい…僕は結果しか見ていないから」
さくらはウェルには興味がないのか適当に答える。
「にしてもな、初音島…ロストフロンティアに飛ばされなかったな」
「そうだね」
「運が良かったじゃねえか、こっちに飛ばされてたら間違いなく戦場になってたぜ」
「別にどうなっても構わない、枯れない桜はうまくロストフロンティアに転移できたんだ…それで計画は順調なんだね?」
「ああ、さてとこの戦いどうなるか…高みの見物といこうじゃねえか」
そういってベ
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