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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter20
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通信越しのウェルの声が震えていた、先程使った魔法がなんなのかわからないからだ。
「その二つの基礎術式を除いた場合…答えは1つ…古代魔法だ」
古代魔法…古代ベルカ時代より前に産み出されたという魔法の原点にして今は(俺を除いて)誰も使えない失われた魔法…記載されている書物曰く、命が消えそうな人間を呼び戻す魔法がある…また曰く、人の体内時間を早めたり、遅めることができる…また曰く、隕石さえも落とすと…俺達が使うデバイスを通して使う魔法よりメルヘンな魔法が古代魔法だ、聖騎士伝説事態、かなり有名な文献であったから、古代魔法は科学者なら誰しも一度は興味を持つほどである。
実際使った俺も完全にデバイスなし…というより、演算なしで使用できたことに驚いている位だ。
「古代…魔法だって…失われた魔法を何故お前が使えるんだ!」
「俺も突然だったから驚いてるが…あるとすれば聖騎士伝説…お前も知ってるだろ?」
「ああ、あれが唯一古代魔法のことが多く記載されているからな……まさか…!そんなバカなことがあるのか!?あれは空想上のものでは」
大方のことは理解したのか焦り始める。
「俺もそう思っていたんだがな…というか、暗黒剣じたい、失われた魔法だったんだろ?ならあり得るだろ?」
「…気が変わったよ、僕と一緒に来ないかい?」
「…なんだと?」
いきなり、手のひらを返したかのようにウェルが俺を誘ってきた。
何が狙いかは大体わかるが…
「あの古代魔法を使えることができる君は次元世界でも希少価値のある人物だ…その古代魔法を研究し…誰でも…古代魔法を使える…古代魔法を蘇らせることができるんだ、それがどれだけ名誉なことだと思う?」
「……」
「君の名前は未来永劫、英雄として語り継がれるだろう…どうだい?管理局に戻っては来ないかい?となりにいる彼女も助けてあげよう…悪い交渉ではないだろ」
「雄也先輩」
圭は心配な表情で俺を見つめる…俺の答え…そんなの
「決まってるだろ?」
「それでは…!」
「お断りだ!」
「な、なんだと!?き、貴様これだけの名誉を棒に降るというのか!?」
俺が提案を断ったことにより焦りを見せる。
「俺はもう管理局には局員には戻らない」
「何故!?」
「俺は六年前管理局に入るとき、俺は父さんと母さんを探すために管理局に入った」
六年前…闇の書事件でのリインフォースに見せられた夢の中で俺は確かに父さんと母さんにあった…あれは間違いなく本物の父さんと母さんだった。
それがきっかけで俺は次元世界を守護する管理局に入りながら二人を探しだそうと頑張ってた。
そのことを話した、クロノとユーノは不可能と言われたけどそれでも諦めたく
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