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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter13
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ことなんだ…」
そうだ、これは罪を自覚しているやつにしかできない…
「そんなの…悲しすぎます、今回のことって月宮さんは関係ないじゃないですか、私、少しいただけでわかります、月宮さんは悪い人じゃないって」
「祠堂が言うような人間じゃないよ、俺はこの手で1つの国を何万って人を殺してしまった殺戮者だ…」
「それも命令されたからじゃないですか!月宮さんが全部悪い訳じゃ」
「じゃあどうすればいいんだよ!誰がこの罪を償えばいいんだよ!俺だってこの罪から逃げたいさ!けど運命はそうさせない!」
何やってるんだ俺はこんなの祠堂に八つ当たりしてるだけだ。
「私も言えた義理じゃないですけど…月宮さんにも一緒に背負ってくれて支えてくれる人がいるはずですよ」
支えてくれる人…
由紀…胡桃…佐倉先生…音姉…それに悠里…
いやそれだけじゃない
「あ…そうだった…」
頬に涙が流れる。
どうしてこんな簡単で大切なことを忘れていたのだろうか…
父さん達がいなくなったとき、悠里や若狭夫妻に支えてくれた。
小学校ではなのは、アリサ、すずかに支えてくれていた。
PT事件、闇の書事件でもだ、リンディさん、クロノ、エイミィ、フェイト、アルフ、ユーノ、みんなに支えてくれた。
管理局に入った初期も教官に支えてもらっていた。
けど、次第に力をつけ責任に追われていて一人でいることが当たり前で支えてくれる人も一人もいなかった…それが当たり前だと思ってしまっていた…背伸びして大人ぶってただけだ。
「月宮さん!?」
涙を流している俺を祠堂は見て驚いた表情を隠せない。
「いや、何でもない…」
すぐには素直にはなれそうにないな。
「……祠堂はこれからどうする?俺はここの破棄された拠点を探ろうと思ってる」
「それは罪滅ぼしでですか?」
「いいや、罪滅ぼしのためじゃなくて…この戦いの真実を知りたいから」
恐らく拠点には情報があるはずだ先ずはそれを見てみたい。
「私も一緒にいてもいいですか?私も心の整理がしたいので」
心の整理?…いや深くは検索しない方がいいだろう。
「それじゃあ今日は休むとしよう明日の朝動くからな」
床に倒れこんで寝ることにすると祠堂が俺の横に添い寝してくる。
「祠堂?」
「あの、眠れるかわからないので近くで眠ってもいいですか?」
「…好きにしろ」
そうして目を閉じてすぐに俺は眠りに落ちていった。
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