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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter6
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つ聞いていいか?」
集めている最中深刻な顔をした恵飛須沢さんが俺に聞いてきた。
雄也「なんだ?」
胡桃「ここに来る途中、奴等とお前一人で戦ったわけだけどよ……殺すことに躊躇いは無かったのか?」
此処までの経緯で遭遇した奴等は俺が一人で片付けた、端から見たらそう思うのは頷ける。
雄也「ないっていったら嘘になるが…こういうのは覚悟決めて割りきるしかないんだよ」
胡桃「そうか…なんか、あたしたち英雄みたいだな 」
雄也「…英雄?」
胡桃「ああ、この学校で孤軍奮闘し始めたわけだしさ…」
雄也「なるほど、みんなを守るから英雄ってわけか…でも…」
胡桃「ん?」
雄也「俺は英雄じゃなく殺戮者だろうがな」
胡桃「それってどういう…」
雄也「恵飛須沢さん…みんなを守る英雄になれよ…俺は…無理だからさ…」
俺は英雄なんかにはなれない俺は血塗られた殺戮者…こちらの方があっているであろう。
胡桃「……」
雄也「この話は終わりだ…さてと…必要物資はこれで揃ったろ…屋上に帰ろうみんなが待ってる」
胡桃「お、おう」
そして物資を詰め込んだボストンバッグを持って購買部から出る最中後ろから恵飛須沢さんに声をかけられる。
胡桃「なあ…」
雄也「何?」
胡桃「これからは名前で呼び会わないか?…そのこれから長い付き合いになるだろうし」
雄也「……それもそうだな…それじゃあこれからよろしく…胡桃」
胡桃「ああ、雄也」
名前を呼び会うことにして俺達は購買部を後にして屋上を目指した。
胡桃「めぐねえ、今帰ってきた」
屋上の扉前まで辿り着き、扉の向こう側にいる佐倉先生に呼び掛けて少し扉を開けて佐倉先生が伺ってくる。
佐倉「よかった…無事で」
胡桃「何ともなかったぜ、なあ雄也?」
雄也「ああ、胡桃の言う通り、敵もすくないからな」
佐倉「あらあら、いつの間に名前で呼び会うなんて」
胡桃「まあ、長い付き合いになりそうだからさ」
そしてなあっと胡桃は俺に聞き返してくるので俺もああっと頷いた。
胡桃「っで、これが購買部から持ってきたものだ」
そういってボストンバッグを下ろして戦利品を取り出す。
佐倉「こんなに…ありがとう、恵飛須沢さん、月宮くん」
胡桃「お互い様だって、あのとき鍵を開けてくれなかったらあたしたち今頃…」
雄也「まあ、結果オーライだったからいいじゃねえか…っでひとつ提案があるんだけど今下は奴等が少なかった三階なら制圧できると思う」
佐倉「本当?」
胡桃「それは本当だ、それでどうやって制圧するんだ?」
雄也「まず三階の教室にある机と購買部であったこの鉄線でバリケードを
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