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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter5
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須沢さん!逃げて!」

少女「え?」

突然の逃げろという叫びに戸惑うが奴等と化した男性が少女を押して倒れさせる。

少女「っ!!」

少女は男性の顔をみて漸く理解することができた、必死に連れてきた男性は既に奴等の仲間と化しているということに

どうする!?正直今の俺は押さえるので精一杯動くことができない。

ならばこの鉄パイプを投げて倒すか?奴に…しかも頭に当てるなど命中率は低くその上武器がなくなるということでリスクが高すぎる。

そうこうしているうちにも奴は少女に襲いかかろうとしている。

少女「うわあぁぁぁぁぁぁっ!!」

そして奴が今まさに手に駆けようとしたときそれより先に少女が近くにあった園芸部のシャベルで奴の首元に直撃し、体が脆い奴はそこから血が出血する。

そして奴は倒れるがまだ動くやはり頭部を叩かない限り死なないのであろう。

少女はシャベルを構え直して今だ動く奴の止めを刺すべく頭部にシャベルを突き刺した。

何度も何度も既に動かない奴にシャベルを、突き刺していく。

音姉も悠里もその惨劇に目を反らし教師はただ見ているしかなく俺も見るに耐えなかったが現状で動けじまいだった。

そんな中動いたのは帽子の女の子であり彼女は走って少女の元へと行き泣きながら抱きつく。

少女は持っていたシャベルを落とし右手を女の子の頭に触れる

少女「…どうしてお前が泣いてるんだよ…つうか、お前誰だよ…変な帽子…」

どうやら女の子のお陰で冷静さを取り戻してくれたようだが現状はいっこうに変わらない、未だに後ろでは奴等が扉を叩いている。

悠里「これからどうすれば…学校も外も…先生!先生!!」

どうすればいいかわからない悠里は教師に聞くがその教師もどうすればいいかわからずその場で立ち尽くすしかなかった。


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