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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter5
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此処まで最小限のゾンビを蹴散らし車などで道路を塞いでいたところをよじ登るなどで体力を使い、音姉の体力もかなり限界に近い。

雄也「音姉、あと少しだけ頑張ってくれ」

音姫「う、うん」

校門から入り、昇降口の入り口まで大体50メートルと言ったところだろう、辺りには奴等と棒立ちしている生存者がいた、後者は町中のあれと同じだ、現実を認識していないのだ。

雄也「行くよ、音姉」

音姫「わかった」

音姉と掛け合い、そして学校の敷地内に入り昇降口へと一直線に走り出した。

近くのゾンビを回避しながら速度を緩めず近づいていく。

近くでは襲われている人もいる…

音姫「雄也くん…」

音姉が言いたいことがわかる…助けてあげたいのであろう…けどいまそんな暇がない…見捨てるしかないのだ…

本当に最低だ…俺は何かなすということは、何かを犠牲にする…今、俺は音姉を守り、悠里の安否を確認しにいくという行動をし今襲われている人達を切り捨てている…あのときとロストロギアを回収して『1つの国を滅ぼした時と』

不謹慎だがPT事件と闇の書事件が奇跡だと思えたくなる。

音姫「雄也くん!!」

音姉の声で思考の海から抜けて目の前には奴が立ち塞がっていた。

雄也「邪魔だ!!」

直ぐに鉄パイプで頭部を破壊して昇降口前にたどり着き校内へと入った。

既に構内も荒らされており油断を残せない状態だ。

雄也「こっちだ!」

立ち止まってはいられない俺達は直ぐに動き上へと目指すそして二階に差し掛かったとき怪我おった男性を担ぐ女子生徒が同じ様に上へと駆け上がっているのがわかった。

そして屋上へと差し掛かる時、屋上から扉をノックする音がしてきて警戒しながら屋上に辿り着くと先程の女子生徒がノックしていたようだ。

少女「開けてくれ!おい!誰かいないのか!?」

少女も辛くも奴等から掻い潜って来たのだろう既に必死であった。

俺は音姉が屋上にたどり着いたのを確認してから少女に近づきすると足音で気づいたのかこちらに無理向いて俺の服装をみて血の気が退く。

雄也「安心しろ、全部返り血だ」

少女「そ、そうか…」

雄也「ってこんな余裕ぶっこいてる場合じゃない、屋上あかないのか?最悪こじ開けるが…」

そうすると屋上の鍵が開いた音がして扉が開かれると教師であろう女性が現れた。

教師「恵飛須沢さん!?」

少女「めぐねえ!よかったまだ此処は無事なんだな…」

そういって屋上の外へと出て直ぐに扉の鍵を閉めて辺りを見渡す、屋上には菜園が設置されており、人は先程のめぐねえと呼ばれた人と変な帽子をかぶった女の子そして…

少女「ゆう…くん?」

戸惑いの色を隠せないのはこの学校に来た
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