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竜から妖精へ………
第7話 コミュニケーションの取り方
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候補したい、と言う事だった。
 ゼクトは、それを訊いて……、直ぐに返事を返した。

「戦るって……。それは嫌だよ」

 今度は、ゼクトは あっさりと拒否をした。

「はぁ!? ナツとは戦って、私とは嫌だって言うのかよ!?」

 まさかの返答を訊いて、ミラが怒ってしまった。別に、そんな意味じゃないのにだ。

「いや…そのね? えっと「じゃあ先に私だ!!」ええ!?」

 突然だった。
 ミラに割り込むように、もう1人。このギルドは、いやに割り込んでくる人多い。


「私はエルザだ! 私もお前と戦ってみたいのだが……私もダメか?」


 まるで、親に強請る様に聞く。
 戦いこそが真のコミュニケーションだと思ってるのだろうか。ここの皆は。


「ええ……っ。き、きみも…?」


 ゼクトは、更に戸惑ってしまった。
 拒否をした理由は勿論ある。


「(あ、う……そもそも……、オレ、女の子と戦うのが、嫌なだけなんだけど……)」



 そう言う事、だった。
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