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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL2 ラグナル
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その考えは焔によって一蹴された。しかし………
『足場を作って、それを蹴って駆けて行くのはどうかしら?』
焔が言うのは水の中を速いスピードで移動する感覚だと説明してくれた。
それならば空を飛ぶ感覚よりも掴みやすい。
「だけどまだまだ距離は………!?」
キリエの言う通り、一回駆けるのではとても届かない。だが………
「また足場を!?」
「これなら!!」
足が着くと同時に再び蹴って加速。一気に駆けてキリエへ迫る。
「捉えた!!」
その勢いを更に増すために、回転してその勢いのままキリエへ斬りかかった。
「ぐっ………!!」
銃で受け止められてしまったものの、初めて俺の攻撃が届いた。
「おみごと………!!まさか足場を連続で展開するなんてね」
『私の手にかかれば造作も無い事よ』
「じゃあ次は実際に攻撃していくから守るなり、避けるなりして私に勝ってみなさい!!」
「ぐっ………!!」
そう言われると同時に蹴りを受け、距離を取られてしまった。
『来るわよ!!』
「遅い!!」
焔の声に反応し、前を見るとキリエが銃では無く、双剣を持ち、俺に斬り掛かってきていた。
「ぐうっ!?」
重い衝撃が俺を襲う。
「まだまだ!!」
横薙ぎに2連撃続けて攻撃してくる。
「舐めるな!!」
しかし俺はその攻撃を下がりながら冷静に避けた。
「!?やるわね!!」
「刃物相手の奴とは時々やりあってたからな!!」
「……どういう事?」
「それはまた後々に……!!」
避けた後、反撃と言わんばかりに刀を振るうが簡単に避けられてしまった。
「くそっ、やり辛い……!!」
『大振りすぎよ!!もっと鋭く振りなさい!!』
「初心者相手に無茶を……そうだ!!」
またも良い案を思いついた。
「やるわね……だけど次はこれでいくわよ!!」
そう言うと今度はキリエに負け無い位の大きさの大剣に武器が変わった。
「はあああっ!!」
先程よりも大きく勢いのある攻撃。だがモーションも大きく、先程よりも避けるのは簡単だった。
(振り抜いた後に懐に潜り込んで………)
刀を鞘に戻し、体勢を低く構える。
『!?駄目よ!!』
「えっ!?」
キリエの大剣を再び下がって避けた瞬間、斬撃が大剣から飛んできた。
「何!?」
既に懐に潜り込もうと動いてしまったが、咄嗟に鞘を前に出して受け止めたが、受け止めきれず、思いっきり吹っ飛ばされてしまった。
「よく防いだわね」
何とか攻撃を受け止められたからか、キリエが手加減してくれていたかは分からないがダメージ
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